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旅館・ホテル ■第2584号《2010年11月6日(土)発行》  

与党観議連、旅館業界の税制改正要望に理解
総会であいさつする川内会長

 民主党など与党の議員で構成する観光振興議員連盟(会長=川内博史衆議院議員、鹿児島県1区)は10月19日、衆議院第1議員会館で総会を開き、旅館業界の来年度税制改正要望のひとつ、「ホテル・旅館の建物に係る固定資産評価の見直し」について、実現に向けて結束することを確認した。

 総会には約100人の国会議員と、全国旅館政治連盟(佐藤信幸理事長=全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会会長)の47都道府県支部長らが出席。旅館3団体からは、日本観光旅館連盟の近兼孝休会長、国際観光旅館連盟の笹本森雄副会長らが出席した。

 議連の川内会長は「固定資産の評価の見直しは、国土交通省、観光庁、厚生労働省の大変なご努力で(両省の)平成23年度税制改正要望に取り上げていただいた。観光は成長戦略の大きな柱。しかし、政府は旅館・ホテルに対して十分な支援策を講じていない。この評価手法の見直しは、何としても年末の政府税調の文書に盛り込まねばならない」とあいさつ。

 全国旅館政治連盟の佐藤理事長は「我々旅館業界は大変厳しい。平成2年に3万数千軒あった組合員が今は半減しており、売上もピーク時の半分。その中で固定資産税だけは変わらずほぼ同じだ。我々は各都道府県に戻り、先生方にお願いしてまいるので、ぜひ我々の現況を聞いていただき、見直しへ支援たまわりたい」と述べた。

 関係省庁からは税制改正の進ちょく状況を報告。観光庁の溝畑宏長官は「固定資産税は総務省の専管事項。今、総務省と実務の協議をしているところだ。年末に向けて一歩でも前に進み、皆さまに納得いただけるよう全力を挙げて取り組む」と述べた。

 要望では、固定資産税を算出する根拠となる旅館・ホテルの建物の評価額が建築後、何年経過しても下がらず、使用実態に即していないとして、見直しを訴えている。「経年減点補正率」の見直しで建物の評価を適正化するとしている。

◇     ◇     ◇     ◇     ◇


 固定資産税は、建物の評価額に一定の税率を掛けて算出される。

 評価額は、同じ建物を再び建てるのにかかる費用に、年月の経過による建物の劣化を考慮した「経年減点補正率」を掛けて算出される。ただ、旅館・ホテルの場合は顧客ニーズに合わせて施設のリニューアルをひんぱんに行うため、補正率を掛けても評価額が下がりにくい。

 今回の要望では、この経年減点補正率の見直しを訴えている。

 経年減点補正率は、建物の構造と建築後の経過年数により異なり、年数が経過するほど数値が低く(割引率が高く)なる。下限は0.2。

 例えば、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造の場合、経年減点補正率が下限の0.2になるのは築後50年。今回の要望は、下限になるのを11年短縮し、築後39年にしようというもの。年とともに下がる経年減点補正率の下がるペースを従来より急にする。




国観連近畿支部、じゃらんnetの手数料引き上げに反対姿勢
 国際観光旅館連盟近畿支部(西村肇支部長)は10月25日、来年4月から適用される宿泊予約サイト「じゃらんnet」の実質的な手数料率引き上げについて、同サイトを運営するリクルート旅行カンパニーに撤回を求める要望書を提出した。新ポイントサービスの導入に伴うポイント付与分の負担方法の変更を「明確な手数料率アップ」と指摘。経営への影響や他の宿泊予約サイトなどが手数料率アップに追随することを危惧した。

 宿泊施設が支払う実質的な手数料率は2人以上1室利用の場合、プラン料金の8%から10%に引き上げられる。販売手数料率に相当するシステム利用料率は8%のままだが、ポイント付与分として2%が請求されるため。ポイント付与分を負担する現行方法である「無料宿泊券の提供」「ポイント行使の際の実費負担」の選択制から切り替わる。

 シングル利用の場合は、システム利用料率自体が4%から6%に引き上げられ、ポイント付与分2%を加えて実質的に8%になる。

 国観連近畿支部は、ポイント付与分2%の設定について「利用者のポイント行使率などを言い分として、わずかな値上げであるかのように宿泊施設に説明しているが、(2人以上1室利用の場合)8%が10%になるという明確な手数料率アップだ」と指摘し、現行制度に比べ、多くの宿泊施設で負担が増すと強調している。また、ポイントサービスを通じた顧客の囲い込み競争の激化を危惧し、「手数料率の引き上げにライバル会社が追随することが予想される」と懸念している。

 リクルートは制度の変更について、現行のポイント付与分の負担方式では宿泊施設間に不公平が生じていることなどを説明。新ポイントサービスが宿泊施設だけでなく、ヘアサロンや飲食店などと相互利用できるサービスへと移行することから、ターゲットの拡大につながり、宿泊施設への送客の強化にもつながると指摘している。

 国観連では近畿支部の要望書提出を踏まえて、今月8日に開かれる正副会長会などで対応を協議する予定。

 リクルートは新ポイントサービスの導入などについて、全国約2万軒の契約宿泊施設に説明。来年3月末までに同意手続きを行うように宿側に求めている。

「じゃらんネットに対する実質手数料アップ撤回の要請」国観連近畿支部pdf



一休、ポイントプログラムを強化へ
 一休は現在のポイントプログラムを強化した「ロイヤリティプログラム」を始める。11年3月までに発表する。10月28日に行った10年度四半期決算発表の場で森正文社長が語った。

 外部の調査機関に委託して行ったユーザー調査で「楽天トラベル、じゃらんnetのポイントの方が、一休のポイントよりも使い勝手がよいとの調査結果が出た」(森社長)ため。

 リクルート旅行カンパニーが11年4月1日から開始する「じゃらん×ホットペッパーポイント」では、現在のじゃらんポイントのプログラム内容を強化、変更するのと同時に、宿泊施設が負担するシステム利用料(手数料)が値上げされる。じゃらんnetに対する宿側の実質的負担が、シングル利用の場合には4%から8%に、2人以上1室利用の場合には8%から10%にそれぞれ上がる。

 ロイヤリティプログラムに伴って、宿泊施設側の負担が増える可能性はあるのかという質問に対して森社長は「ノーコメント」と回答した。一休.comの手数料率は現在8%。サイト開設時の手数料率は7%だった。



生活衛生功労者表彰、旅館業界から30人
記念撮影する旅館業の受賞者

 厚生労働省と全国生活衛生同業組合中央会は10月26日、東京のホテルニューオータニで平成22年度生活衛生功労者表彰式を開いた。旅館・ホテル、飲食、理容など生活衛生16業種で、それぞれの業界の発展に貢献した人を表彰するもので、今年度は厚生労働大臣表彰で160人、全国生活衛生同業組合中央会理事長表彰で196人が受賞。このうち旅館・ホテルは大臣表彰、中央会理事長表彰ともに15人、計30人が受賞した。

 大臣表彰では藤村修副大臣の祝辞を外山千也健康局長が代読。「皆さまは生活衛生業種の衛生水準の向上、経営改善を通じて業界の発展に貢献された。本日の受賞は普段からの並々ならぬご努力の賜物で、心から敬意を表する」と述べた。

 受賞者代表からは「本日図らずもご厚情あふれる栄誉を賜り、身に余る光栄。きょうの感激で心新たに、今後一層生衛業の発展向上に努める」と述べた。

 中央会理事長表彰では、同会の濱田康喜理事長が祝辞を述べ、受賞者総代で宮城県ホテル旅館生活衛生同業組合の佐藤勘三郎理事長が表彰状を受けた。

 旅館・ホテルの受賞者は次の通り(敬称略)。

【厚生労働大臣表彰】
 大西填夫(北海道組合常務理事、ホテルグランドトーヤ)▽佐藤信幸(山形県組合理事長、日本の宿古窯)▽千木良芳明(群馬県組合副理事長、ちぎらホテル)▽平野勝之(千葉県組合理事長、ホテル喜楽館)▽工藤哲夫(東京都組合副理事長、ホテルかずさや)▽小田島史郎(岐阜県組合理事、住吉屋)▽溝口直樹(静岡県組合副理事長、ホテル明治屋)▽渡邉幸一(愛知県組合副理事長、海栄館鯱亭)▽山崎太市(京都府組合副理事長、旅館梅渓)▽櫻井好央(奈良県組合副理事長、好生旅館)▽森浦源泰(徳島県組合理事長、剣山ホテル)▽奥村武久(愛媛県組合理事、大和屋本店)▽永野金也(高知県組合元常務理事、足摺観光ホテルビロー園)▽二日一博(大分県組合常務理事、津房館)▽森三木夫(鹿児島県組合理事、シーサイドホテル八潮)

【中央会理事長表彰】
 桑畑博(岩手県組合常務理事、久慈ステーションホテル)▽佐藤勘三郎(宮城県組合理事長、ホテル佐勘)▽大倉隆(埼玉県組合常務理事、ホテルルシール)▽本山勝男(神奈川県組合理事、玉翠楼)▽野澤幸司(新潟県組合理事長、ホテル小柳)▽加藤貢(岐阜県組合元副理事長、鷹乃湯)▽神谷豊(愛知県組合理事、伊勢屋本店)▽中村智(同副理事長、活魚の美舟)▽北島龍次(同常任理事、名古屋セントラルホテル)▽針谷了(滋賀県組合副理事長、湯元舘)▽岡本厚(大阪府組合副理事長、不死王閣)▽宮川力(山口県組合理事長、西の雅常盤)▽金井淳三(香川県組合理事長、ニューグランデみまつ)▽山下常臣(愛媛県組合副理事長、ホテルとらや)▽工藤和廣(大分県組合理事、もみ志や)



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