旅館・ホテル向けシステムの企画、開発などを行うクリップス(新潟市)とトランスネット(東京都千代田区)が共同開発した、予約サイト一元管理ソフト「らくじゃん」はこのほど、ホスピタリティ・アライアンス(東京都港区)の自社ホームページ予約エンジン「RJ—win」(
http://www.hospitality-alliance.jp)に対応した。RJ—winに対応したことで、らくじゃんで対応できる宿泊予約サイト、自社宿泊予約エンジンは54サイトに拡充した。
今回対応したRJ—winは09年10月に発売。プランごとにポイント付与率を変えられる仕組み「プラン連動型ポイント機能」により、ベストレート保証プランやクオカード付きプランなど、販売する宿泊プランの内容に合わせて、適切なポイント付与率を設定できる点が特長。リピーターなどに対するシークレットプランの設定なども行えるため、リピーターの囲い込みにも効果があり、発売以来100施設への導入実績を誇る。
今回の連動により、らくじゃんをパソコンにインストールすれば、RJ—win含む54宿泊予約サイト、エンジンを経由して販売する客室の、在庫や手じまいについての設定、予約詳細情報の管理などを一括して行える。フロントシステムや旅行会社送客通知端末「らく通」(鉄道情報システム)との連動などのオプションサービスも用意している。
問い合わせは、同社らくじゃんサポートセンター(TEL025・290・5540)。