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地域観光 ■第2601号《2011年3月19日(土)発行》  

九州新幹線が全線開業
鹿児島中央駅のホームで新大阪の一番列車を迎えるミスや観光大使、西郷隆盛や大久保利通らの格好をした薩摩観光維新隊

 九州新幹線は12日、福岡・博多〜熊本・新八代間が開通し、鹿児島中央(鹿児島)まで全線開業した。開業に合わせ山陽新幹線との相互直通運転も開始。同日、JR九州やJR西日本で記念式典や一番列車の出発式、出迎え式が沿線の駅で予定されていたが、東日本巨大地震で東日本エリアが大きな被害に見舞われたことから中止となった。

 九州新幹線の全線開業で、新青森〜鹿児島中央間の約2千キロが新幹線で結ばれることになった。所要時間は、最速で博多〜熊本間が33分、博多〜鹿児島中央間が1時間19分。新大阪〜熊本間は2時間59分、新大阪〜鹿児島中央間は3時間45分で結ばれる。

 開業日の始発から午後3時までの集計で乗車率は、博多〜熊本間が52%で、1万4606人が利用した。熊本〜鹿児島中央間は49%で8790人、新大阪〜鹿児島中央間(一部熊本間)との直通列車は74%で約4400人だった。

 一番列車の新大阪発「みずほ601号」は135%を記録した。

 地震による旅行のキャンセルや津波警報による九州内の在来線の運休の影響も大きく、低調なスタートとなったが、沿線の観光地には多くの観光客が訪れた。駅のホームでは、新型車両との記念撮影をする姿が見られた。また、多くの乗客から「思った以上に快適で速い」という感想が聞かれた。  



松山市、新宿区へ俳句ポスト寄贈
中山区長(右)に俳句ポストを渡す野志市長=10日、新宿区役所で

 「俳都・松山」のブランド化の一環として、観光俳句ポストの設置を進めている松山市は10日、俳人・正岡子規の友人だった夏目漱石が生まれた東京都新宿区にポスト2個を贈った。これで県外に設けたポスト数は11個となり、県内と合わせると101個となった。

 同日、新宿区役所で贈呈式が行われ、野志克仁市長が中山弘子区長にポストを手渡した。ポストは木製で、高さ約50センチ、幅と奥行きが約20センチ。知的障害施設「おいでや共同作業所」で作られたという。漱石の小説「吾輩は猫である」にちなみ、黒猫の装飾が施されている。

 ポストは区立漱石公園内の交流施設「道草庵」と新宿歴史博物館に置かれる。

 野志市長は「新宿区さんには(毎年、新宿駅西口広場で開く)『松山の物産と観光展』でお世話になっている」と親密さを強調した上で、100個目、101個目という記念のポストを笑顔で渡すと、中山区長は「漱石と子規のつながりが(俳句ポストという)形となっているのが嬉しい」と返した。

 区長が「松山にはまだ行ったことがなく、憧れの土地」と言うと、市長は、「来ていただいた折には私が案内役を務めたい」と買って出、職員の旅行で利用してもらいたいとセールスしていた。

 ポストは1966年に子規生誕100年を記念して開始。設置1号は松山城で、以後、道後温泉の旅館・ホテル、路面電車など市内90カ所に設置されている。

 市は子規ゆかりの地やスペシャルドラマ「坂の上の雲」のロケ地などにも協力を求めポストの設置を進めており、都内の同ポストはこれで3カ所となる。



九州観光推進機構、東京駅で集客PR

 九州観光推進機構は7日から11日までの5日間、九州の観光と物産をPRする「春の九州観光物産展」をJR東京駅日本橋口前の街頭イベントスペースで開いた。九州各県の東京事務所とJR九州東京支店の協力で行った。

 九州新幹線800系「さくら」「つばめ」の座席展示、九州の焼酎試飲のほか、熊本県、宮崎県の物産販売などを実施。大分県のゆるキャラ「カボたん」やJR九州のICカード「スゴカ」のキャラクター「カエルくん」も登場。乗降客やOLらで連日にぎわった。

 今月12日から9月30日まで新たに運行する、九州を巡る観光付きバス「なないろ九州バス」のパンフレットや九州新幹線グッズの街頭配布も行い、元気な九州をPRした。

 11日、展示中の九州新幹線座席の座り心地を体験した女性=写真左=は、「昭和30年代に東京から鹿児島まで列車で30時間以上かけて旅行したのを思い出す。それが明日から7時間程度で結ばれるなんて夢のよう」と話していた。

 九州新幹線は、04年3月に新八代〜鹿児島中央間の127キロが先行開業。12日、博多〜新八代間の営業運転開始により、博多〜鹿児島中央間の257キロを最速1時間19分で結ぶ全線が開業した。



かながわ観光大学推進協、観光立県へシンポジウム
パネルディスカッションの模様(左から羽田、李、布留川、村上、西牧の各氏)

 観光分野の人材育成を通して「観光立県かながわ」の実現を目指そうと、かながわ観光大学推進協議会は10日、「かながわ観光大学シンポジウム」をかながわ県民センターで開いた。県内の自治体、高等教育機関、宿泊施設、観光施設、旅行会社などから約140人が参加した。うち約20人は大学生だった。

 今年度事業の「かながわ移動観光大学」の報告、パネルディスカッション「観光立県かながわの展望」などを行った。

 移動観光大学は文教大学が湘南地区、松蔭大学が厚木地区、横浜商科大学が箱根地区で開催。10、11月中の2日間、地域住民や旅館・ホテルなどの観光事業者、学生らを対象に座学、パネルディスカッション、現地視察を行った。それぞれの開講テーマは「自然と人を磨く観光まちづくりから発信へ」「食による観光まちづくり」「宿泊産業のイノベーションと観光まちづくり」。各大学の教員に加えて、地元の観光事業者、観光協会、商工会議所、またコンサルタントらが講師を務めた。

 パネルディスカッションでは、羽田耕治・横浜商科大学教授を司会役に、李宏道・ローズホテル横浜社長、布留川信行・横浜八景島社長、村上政司・箱根町観光協会専務理事、西牧秀夫・国交省関東運輸局企画観光部計画調整官兼航空調整官が登壇。これからの観光業界に期待する人材像などについて語った。

 県内大学の観光系学部・学科からどんな人材を採用したいかの問いかけ対しては、「語学力と笑顔に秀でた人」(李社長)、「仕事への強い思いを持っている人。目的意識を持って大学時代を過ごし、何らかの体験、経験を積んでいる人」(布留川社長)、「好奇心豊かで、感性に優れ、人が好きな人。ITスキルがあるとさらに良い」(村上専務)などと話した。

 同協議会は、観光系の学部・学科を持つ神奈川県内の3大学、文教大学(茅ヶ崎市)、松蔭大学(厚木市)、横浜商科大学(横浜市)と神奈川県が昨年3月に協定を締結して発足。同4月、東海大学(平塚市)もオブザーバーとして参加した。今年4月からは4大学と神奈川県で活動する。




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