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旅館・ホテル ■第2618号《2011年7月23日(土)発行》    

じゃらんのフェイスブックページ公開、宿泊業界に反発と不安
講演する佐野社長

 じゃらんnetを運営するリクルート社が個々の旅館ホテルの承諾を得ず勝手に各施設の“公式フェイスブックページ”を作成し、7月1日に公開したことで、宿泊業界内に反発と不安が広がっている。事態を受け、全旅連青年部は全国の宿泊施設を対象とした無料セミナー「緊急開催じゃらんnetと『facebook』連携で宿泊業界はどう対応すればいいの」を8日・名古屋(つちやホテル)、11日・大阪(道頓堀大和屋)、14日・東京(全国旅館会館)で開いた。急きょ設定、開催したものだが、3会場合わせて約100人が参加した。

 講師は、青年部メンバーで、フェイスブック、ツイッターなどのソーシャルメディアに詳しい佐野康治・ビジネスホテルビーエル社長と、ソーシャルメディア・マーケティングコンサルタントのノブ横地氏が務めた。

 佐野氏は、リクルート社が6月30日、全国の宿泊施設に対してFAXを1枚送付し、各宿の“公式フェイスブックページ”を作成したので翌日7月1日から公開すると通達してきた手法について「極めて一方的で遺憾」と述べた。東京会場では、「(リクルート社が)なぜフェイスブック社に対して(全契約旅館ホテルの)公式代理人を名乗り、人さまの公式ページを勝手に作成、公開したのか理解に苦しむ」との声が複数の参加者からあがった。

 横地氏は、リクルート社の本当の目的は、SEO(検索エンジン最適化)効果にあると指摘。その上で「勝手に作成した“公式フェイスブックページ”を分析すると、じゃらんnetへのリンクが無数に張られている。このことにより、宿の“公式フェイスブックページ”を訪れた見込み客をすべてじゃらんnetに誘導するからくりだ」と解説した。さらに「フェイスブックから無数の被リンクを一夜にして獲得したため、じゃらんnetというウェブサイト自体の評価が上がり、ヤフー、グーグルなどで検索した際に、上位表示されるようになる。これは、ヤフー、グーグルにリスティング広告代を払わずして、じゃらんnetを上位表示させる錬金術に他ならない」と説明した。

 横地氏は最後に、有効な対策として「各宿、または業界団体がじゃらんnetに対して“公式フェイスブックページ”の『削除』を求めるしかない。先方は『非公開』をすすめているが、非公開では、じゃらんnetのSEO効果が持続してしまい、彼らの思うつぼだ」と助言した。



「旅連・指定協会と連携強化」、読売旅行社長が就任抱負
連盟・協会による合同総会

 読売旅行協定旅館ホテル連盟(佐藤信幸会長=山形県・日本の宿古窯、749会員)と読売旅行契約指定協会(中島四郎会長=島根県・鴎外村ふる里、696会員)は11日、東京の京王プラザホテルで通常総会と、両団体の合同総会を開いた。合同総会には今年6月9日に就任した小笠原忍社長ら読売旅行の新しい経営陣が出席し、会社と両団体の連携強化を訴えるあいさつを述べた。

 読売旅行では親会社の読売新聞とのさらなる連携強化と、役員のスリム化と若返りを理由に巣瀬一社長をはじめ旧経営陣がすべて退任している。

 小笠原新社長は読売新聞東京本社執行役員北陸支社長からの就任。あいさつでは「(連盟、協会の)皆さまと我々がそれぞれ利益を生み出せるよう、お客さま第一を貫き、お互いにいい関係を築いていきたい」と強調。また「成城石井の経営再建を果たした同社の大久保相談役の経営哲学は『安売りをするな』。同じことが旅行業にも言えるのではないか。我々は価格破壊に近い商品を出し過ぎているのではないか。取引をしている方に納得できる、高品質の旅の商品を提供していきたい」と述べた。

 旅連の佐藤会長は「我々は読売旅行と長く二人三脚で歩いてきた。大変な時だが、会社とともに難局を乗り切っていきたい」、契約指定協会の中島会長は「原発事故で国民のライフスタイルが変化している。我々はどのような状況にも柔軟に対応しなければならない」と述べた。

 両団体の通常総会では、月刊旅行読売やインターネット、イントラネットによる一般と読売旅行社員向けの宣伝事業など、今年度の事業計画を承認。

 契約指定協会では2年間の任期満了に伴う役員改選があり、中島会長を再選した。新役員陣容は次の通り(敬称略、カッコ内は所属)。

 会長=中島四郎(島根県・鴎外村ふる里)▽副会長=松井道昭(京都府・松井物産)、西村好平(香川県・にしきや)、久保田徹(沖縄県・優美堂)、佐藤雅高(宮崎県・千穂の家)、小野寺邦夫(岩手県・平泉レストハウス)、村上光田(長野県・福生院)、松尾建二(北海道・松尾ジンギスカン)



ホテル華の湯、福島応援企画を開始

 福島県磐梯熱海温泉のホテル華の湯(菅野豊社長)は7月から、原発事故の風評被害を受ける福島県の産業と県民を応援する「ホテル華の湯 応援宣言」を始めた。地元の食材を使った新しいアイデア料理の提供や、省庁が進める消費に関する様々なプロジェクトへの参画を進めている。

 ビュッフェダイニングプランで「地元の厳選食材」を使った新しいアイデアメニューを提供。白河フルーツトマトを使った「米粉めん使用、免疫UP冷パスタ」や「エゴマ豚と旬菜の疲労回復ソース」などをラインナップ。プランは宿泊、日帰りがあり、宿泊では福島県民限定の格安プランもある。

 このほか経済産業省が薦める消費拡大の「応援買いプロジェクト」と、食料自給率向上を目指す農林水産省の「フードアクション・ニッポン」にも参画している。




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