トップ

観光行政

トラベル

旅館・ホテル

ビジネス

地域観光

インバウンド

商品・サービス

　独立系ホテルのキャッシュバックポイントカード「Aカード」は、順調に加盟店舗とホテル利用などの会員数を伸ばしている。Aカードを運営するAカードホテルシステムによると9月末日段階の加盟店舗は315。内訳は、ホテルが277、レストランなどの飲食店が38。会員数は27万5千人で、1カ月あたり約6千人の新規入会があるという。12月までに加盟店舗を400、会員数を30万人にまで増やす計画だ。

　Aカードの最大の特徴は全国の独立系ホテルをネットワーク化し、会員の相互送客により大手のチェーンホテルに対抗し得るシステム構築にある。会員入会も非常に手軽で、入会金や年会費は一切無料。全国の加盟ホテルのフロントで申し込めば、その場で即カードが発行され、その日からポイントが加算される。

　会員の利便性を図るため6月からは、オリックス自動車との連携を開始。Aカード会員は、オリックス自動車のレンタカーを予約することで、1回の利用ごとに500ポイントが付与される。同社が運営する全国約800のレンタカー店舗には、Aカードのガイドブックも設置された。

　9月にはAカードの宿泊予約サイトと宿泊予約サイトコントローラーである「らくじゃん」と「手間いらず」「手間いらず.NET」との連携も発表した。この連携で、Aカード加盟店舗は、「より効率的にウェブ上の客室情報を管理、提供することが可能となる」と同社。

　この件についての問い合わせ先は、Aカードホテルシステム（東京都千代田区神田錦町2—5—16名古路ビル新館、TEL03・5755・5531）。

観光業界トップメディア
観光に専門特化
観光立国を推進