近畿日本ツーリスト(KNT)はこのほど、旅行ギフト「TABIPRE(タビプレ)過〜選べる旅の贈り物」=写真=を発売した。全国75軒の旅館・ホテルでの宿泊、食事に利用できるもので、価格は「求めやすい設定」(同社)の3万円。オリジナルのパッケージ内にはメッセージカードを付けるなどこだわった。大切な人への贈り物やイベント時の景品などとして幅広い層に購買を訴え、旅行ギフト市場での販売拡大を目指す。
商品名は「旅のプレゼント」をイメージして名付けた。全国55軒の旅館・ホテルでペア宿泊券として、20軒で食事券として利用できる。このうち宿泊はタビプレ専用のプランを用意。食事利用は、2人でのディナープランと、4人でのランチプランをラインアップした。
さわやかな水色のオリジナルパッケージに、統一感あるデザインのパンフレット、メッセージカード、ギフト券を入れた。このうちメッセージカードは旅行かばんに付けるネームタグをイメージした形。希望のメッセージを入れられる上、カードのリボンの色も赤、青、黄から選べる。
専用サイト(
http://www.knt.co.jp/tabipre/gift/)で販売する。利用者がメールもしくは電話で希望のプランを予約し、ギフト券をタビプレ予約デスクへ郵送。タビプレ予約デスクから送付される施設利用券を持参することでサービスを楽しめる。
販売目標は年間3千セット。
同社では今後、掲載軒数を100軒まで拡大する予定。また他社商品とのコラボレーションによるプロモーションなども展開する考えだ。