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インバウンド ■第2671号《2012年9月1日(土)発行》    
 

ANA訪日キャンペーン、第2弾は東京、沖縄を紹介
キャンペーンサイト

 ANAは8月20日から、日本への旅行需要喚起を目的とした訪日キャンペーン「IS JAPAN COOL?」(日本ってかっこいい)の第2弾を開始した。伝統的な日本特有の文化や、最新の文化、日本の魅力あふれる土地などを動画で紹介し、閲覧者がクールだと感じたものに投票してもらう参加型ウェブサイト企画。最先端の日本文化が集まる「東京」と、美しい海や大自然いっぱいの「沖縄」の魅力を紹介する。

 9月3日には世界20カ国のコスプレイヤーが集う、世界コスプレサミットとコラボレーションした「コスプレカルチャー」が加わる。

 今回もプレゼントキャンペーンを実施。当選者には住居の近隣にあるANA就航都市から沖縄までの往復空港券とANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートの宿泊券などをプレゼントする。

 サイトは英語、中国語で作成され、日本の魅力を世界中に発信し、訪日外国人の拡大を図る。

 今年2月に行ったキャンペーン第1弾では、日本のクールな文化を紹介。海外はもとより、日本再発見という形で国内でも大きな反響を呼んだ。5万人にフォローされているルース駐日アメリカ大使やイギリス政府観光局CEOら多くの人に同キャンペーンについてツイートされ、キャンペーンの動画が拡散。2月2日の動画サイトオープンから2カ月足らずの間に、ユーチューブでのメーン動画の視聴回数が約19万7千回を数えた。

 プレゼントキャンペーンには、約3万5千件の応募があり、142カ国の人が参加した。



長野県の外国人宿泊客、11年は前年比33%減

 長野県は8月27日までに、昨年の外国人延べ宿泊者数をまとめた。それによると、東日本大震災の影響などにより、過去最高だった2010年(30万4972人)から33.4%減少し、20万3152人にとどまった。

 国・地域別では台湾が5万8505人と最も多く、次いでオーストラリア(4万1423人)、香港(2万65人)の順。対前年で見ると、中国(59.9%減)、フランス(58.9%減)、タイ(53.4%減)、韓国(50.9%減)が大きく減少した。

 市町村別では白馬村が5万6024人と最も多く、次いで長野市(3万460人)、山ノ内町(2万669人)、松本市(1万790人)、軽井沢町(1万7158人)の順。白馬村ではオーストラリア人が2万9497人、52.7%を占めており、断トツの多さとなっている。



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