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地域観光 ■第2674号《2012年9月22日(土)発行》    
 

第26回「にっぽんの温泉100選」中間順位、1位は登別
登別温泉の大湯沼川の天然足湯


 観光経済新聞社は18日、主催する第26回「にっぽんの温泉100選」(観光関連9団体後援、トラベルジャーナル社協賛)の中間集計をまとめ、発表した。それによると、登別温泉(北海道)がトップの座を射止めた。第25回まで、9年連続1位の草津温泉(群馬県)は2位となっている。以下、指宿(鹿児島県)、由布院(大分県)、黒川(熊本県)と続く。投票は10月末で締め切られ、最終順位は12月初旬に開かれる予定の100選実行委員会の審査で決まる。

 大手、中堅旅行会社やネットエージェントなどからの投票は7月にスタートしている。中間発表は事務局(本社)に届いた約9300枚の投票はがきを集計した。

 登別の中間段階での1位は第24回以来。最終的には草津に抜かれ2位となったが、今回はこのまま票を伸ばすのかどうか、注目される。仮に最終集計で1位となれば、第16回(2002年度)以来となる。

 登別市の調べによると、10年度の観光客入り込み数は約304万2千人、延べ宿泊客数は約116万4千人。登別温泉は多彩な泉質が魅力で、いろいろな効能を持つ温泉に入れるのが特徴。周辺には道遺産の地獄谷、歴史テーマパークの登別伊達時代村、登別マリンパークニクス、クマ牧場など見どころも多く、家族客を送客しやすい点が評価されたと見られる。

 ただ、2位の草津との差はわずかで、予断を許さない。9年連続1位と圧倒的強さを誇るだけに、後半の追い上げもありそうだ。

 ベストテンを見ると、指宿が3位に食い込んでいるのが目立ち、九州新幹線の開業効果が出たようだ。全体的に大きな変動はなく、名温泉地はそれだけ安定的な強さ、ブランド力を持っており、集客に向けた努力もまた行っているのだろう。旅行のプロの支持を万遍なく集めている。

 中間段階で新たに100選にランクインしたのは14温泉だった。洞爺湖から国道453号で支笏湖へ抜ける途中にある北湯沢(北海道)は圏外からいきなり44位に。ここは野口観光グループの湯元名水亭があり、大露天風呂などが有名だ。三重県からは榊原(57位)と湯の山(61位)の2つが入った。

 北海道勢では湯の川(13位)、十勝川(17位)、洞爺湖(20位)、定山渓(24位)などが上位に入っており、躍進が目立つ。ニセコ温泉郷(76位)は圏外からのランクイン。

 東日本大震災に加え、福島第1原発事故の影響が深刻な福島県だが、高湯(78位)や母畑(87位)、磐梯熱海(89位)の名が見え、健闘ぶりがうかがえる。

 実行委員会は日本観光旅館連盟、国際観光旅館連盟、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、日本温泉協会、日本旅行業協会、全国旅行業協会、日本観光振興協会、日本政府観光局、財団法人日本交通公社から選ばれたメンバーで構成されている。

 最終結果は12月15日付紙面に掲載する。



群馬・みなかみ温泉でオンパク始まる
昨年の「名胡桃城の歴史を守るプログラム」で甲冑を着た参加者

 群馬県の水上温泉があるみなかみ町は、温泉施設などの観光資源を活用したユニークなイベント「みなかみオンパク」を20日に開始した。みなかみオンパクとは、みなかみ温泉泊覧会の略で、地元の人にみなかみ町について、もっと知ってもらい、地域の活気とつながりを再生するために、昨年から始まったまちづくりイベント。地元の人がみなかみ町を好きになるように、みなかみ町の人がみなかみ町の人を案内する、小さな体験型プログラムを集めた。

◇   ◇   ◇   ◇   ◇


 みなかみオンパクの誕生の背景には2005年の町村合併があった。月夜野、水上、新治の旧3町村が合併したみなかみ町は、合併から数年経ったが、住民は合併相手の観光資源などを詳しく知らずにいた。互いの町の魅力を体験型プログラムを通して知ってもらおうと、町観光協会や商工会などが中心となってみなかみオンパクを立ち上げた。

 昨年は28のプログラムに約260人が参加。参加者全体の6割がみなかみ町の住民だった。「みなかみは観光地なので、観光客を誘致するために首都圏ばかりを見ていた。昨年オンパクを開催して、地元のよいところを再発見できたと、参加者やプログラムを開催した側からも高い評価を得た。もっとやりたい、刺激を受けたなど反響が大きかった」とみなかみ町観光協会の施井真希子さん。

 今年は一般からもプログラムを公募した。10月21日まで、37の体験型プログラムを実施する。

 初日はオープニングセレモニーの後、参加者は浴衣に着替えて「温泉スリッパ卓球みなかみ大会」を行う。

 JR後閑駅から、甲冑 かっちゅうをまとってSLに乗りこみ、乗客をびっくりさせるプログラム「いざ、出陣SLを攻め落とせ」や「みなかみで温泉ソムリエになろう」、「上牧温泉病院プチ人間ドック&里山ウォーキング&温泉」、子供限定「温泉旅館のおしごと体験」、「飲もう、食べよう、夜の水上温泉はしご歩きツアー(スナックナイト)」、「樹木気功と温泉ヨガ」などさまざまなプログラムを用意した。すでに定員に達したものもある。

 「オンパクだと、観光客を誘致するために採算など考えて実行できなかった企画に気軽にチャレンジできる。住民からもどんどんアイデアが出てくる」と施井さん。みなかみ町はまずは地元の人に足を運んでもらい、地元の魅力を知って、みなかみ町をもっと好きになってもらいたい考えだ。



山代温泉、関西誘客キャラバン実施

 石川県の山代温泉観光協会は10、11日に関西圏誘客キャラバンを実施した。京都と大阪のJTBや日本旅行、KNT、トップツアーなどの旅行会社の支店や店舗を訪問。10日夜にはJTBと情報交換会を、11日にはKNT、大阪府旅行業協会とそれぞれ懇談会を行った。

 ホテルサンルート梅田(大阪市北区)で開かれたJTBとの情報交換会=写真=で、萬谷正幸・山代温泉観光協会長は「昨年の北陸は、東日本震災の影響を受けたが、観光客数はまずまずだった。むしろ今年の方が、東は関東、東北、西は九州と、北陸は(人気の旅行先の)狭間となって苦戦している。関西からもっと誘客をお願いしたい」と要望。「山代温泉では全国的に知名度の高い大型旅館が休業となり、温泉街のイメージが悪くならないように頑張っていきたい」とあいさつした。

 JTBからは、宇田川雄彦・法人営業大阪支店長が「山代温泉は、関西圏の旅行者から見ても、JTBから見ても、なくてはならない温泉地と実感している。今後はコンベンション助成や白山スーパー林道の片道無料、JTB中部圏誘致協議会のバス施策を活用しながら、旅行者に満足してももらい、行ってもらえたお客さまにはもう1回行きたいと思わせる旅行を提供していきたい」と述べ、北陸、山代温泉への送客をアピールした。




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