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地域観光 ■WEB増刊号《2012年9月29日(土)発行》    
 

高知市の旅館が2種旅行業取得
体験型プログラムのパンフレット

 高知県高知市の老舗旅館、城西館(藤本正孝社長、客室70室)は今年7月、旅行業登録を第3種から第2種に変更し、2008年から取り組んできた体験型プログラムの企画・販売事業を拡充した。第3種では募集型企画旅行の催行範囲は高知市とその周辺地域だったが、第2種への変更で範囲の制限がなくなった。高知県内全域での体験型プログラムの展開を目指し、自館の宿泊客の満足度の向上とともに、地域の観光活性化につなげたい考えだ。

 滞在型の観光を定着させようと、地域の観光資源を生かした体験型プログラムを「とさ恋ツアー」のブランドで企画、販売している。体験型プログラムは、他の観光業者が主催するメニューの手配を含めて常時30種以上。ツアーへの参加者数は年間約2500人に上る。宿泊客はもとより、他の旅館・ホテルの宿泊客、一般の旅行者にも販売している。

 人気のプログラムの1つは、高知市中央卸売市場で朝食を楽しむ「『朝げ』と『市場体験』」。所要時間が2時間、参加費が2100円、予約締め切りが前日の午後6時。市場に並ぶ鮮魚や青果、競りを見学し、仲買人が調理してくれた旬の魚介を使った朝食を味わう。このほか「高知のまちをまち歩き」「早朝散歩in龍馬の生まれたまち」なども定番となっている。

 団体客に好評なのは「高知の夜をたのしむ街遊びツアー」で、夕食後の時間帯に土佐の伝統的なお座敷遊びを体験し、名物の屋台餃子も堪能する。夏の観光シーズンには、家族客などを中心に、“日本一の清流”と言われる仁淀川を満喫する屋形船やカヌー遊びの体験ツアーが人気となる。

 企画から販売、ツアーの随行までを担当するコンシェルジュの近澤真弓さんは、「取り組み始めて4年目を迎え、参加者が増え、体験型プログラムの実施に地域の理解も深まってきた。第2種の取得を契機にさらにメニューを充実させたい」と話す。

 催行範囲が広がったことで、高知県各地のプログラムを企画、販売できるようになった。新メニューは、城西館から車で約60分の佐川町にある創業400年の酒蔵を訪れる「銘酒司牡丹酒造の酒蔵見学」、車で約70分の中土佐町にある久礼大正市場でオリジナル丼が味わえる「自分で作る久礼丼体験」などだ。

 体験型プログラムの事業展開について城西館の藤本社長は「集客のためには高知県全体を売っていく必要がある。地域の中には自分たちの観光資源をどう発信し、どう売ったらいいのか分からないといった悩みもある。プログラムの企画、販売がそのお手伝いになり、滞在型観光の定着につながるようにしたい」と話している。



大河ドラマ「清盛」に合わせ、神戸が新しいパンフ製作

 NHK大河ドラマ「平清盛」の放送に合わせ、神戸市などが実施する観光キャンペーン「KOBE de 清盛 2012」の一環でこのほど、新しいパンフレット=写真=が製作された。

 9月に入り、ドラマの物語が神戸(福原京)をクローズアップしていくことと連動し、キャッチフレーズを「いよいよ舞台は。海の都、神戸、福原京。」とした。

 パンフレットの表紙には、神戸の名所や「幻の福原京」の再現CG、神戸観光をPRする「神戸・清盛隊」のメンバーを配している。

 リニューアルされたハーバーランド会場「ドラマ館」の展示物、大輪田泊会場「歴史館」と歴史ガイドツアーなどを紹介。また、ドラマ館用に制作された幻の福原京の再現CGは、大河ドラマ内で使用が決定。福原や大輪田泊を表現した背景映像などに使われる。



静岡県、家康の“いわれ”を収集、観光事典に
 静岡県は、県ゆかりの武将、徳川家康が2015年に没後400年を迎えるのを前に、「徳川家康公ゆかりの『こと・もの』大調査」を実施している。県内に残る家康の「いわれ」「言い伝え」を県民らから集めて「ふじのくに家康公観光事典(仮称)」としてまとめ、今後の観光客誘致に活用する。

 家康は生涯の大半を静岡で過ごし、1616年、駿府城で亡くなった。駿府城公園は静岡市葵区にあり、「葵区」の名称は徳川家の家紋に由来する。

 県観光振興課によると、家康は乱世を鎮め、260年以上にわたる戦乱のない時代の基礎を築いた武将として、国内だけではなく、中国や韓国の経営者層に人気がある。

 集まったいわれや言い伝えは、専門家の評価を経て事典としてとりまとめる。事典は来年、日本語版5万部、中国語簡体字版と同繁体字版、韓国語版各3千部を発行。国内外の旅行会社や航空会社などに配布する。

 同課は「家康をテーマとしたツアー造成、おみやげ品開発などに役立ててほしい」と期待している。




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