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地域観光 ■第2676号《2012年10月13日(土)発行》    
 

集客順調「砂の美術館」、海外も注目
大きい砂像は幅20メートル、高さ4メートルもある(写真は第5期の作品)

 オープン6年目を迎える「砂の美術館」の集客が順調だ。鳥取市が砂の彫刻「砂像」で広く街をアピールしようと、「砂像のまち鳥取市」の中核施設として鳥取砂丘のそばに2006年に開設した。砂像を専門に展示する美術館は世界で唯一。今年4月には、屋内施設を整備してリニューアルオープンした。

□     □     □     □     □


 「日本にいながら世界旅行をした気分に」というコンセプトのもと作品を制作、展示してきた砂の美術館。1年周期でテーマを変え、今年の4月から始まった第5期は、夏のロンドンオリンピックにちなんで、テーマを「イギリス」とした。ウェストミンスター宮殿やウィンザー城といった歴史的建造物や、エリザベス1世などを題材にした16点の砂像が展示されている。

 砂の美術館は2006年に鳥取砂丘の一角に野外美術館として誕生した。

 第1期は1カ月半の展示だったが、砂ゆえに雨や風で崩れてしまうことが少なくなかった。08年の第2期からは大型テントを設営。4カ月強の開催で約30万人を集客した。

 第3期くらいから、芸術性の高さが海外のメディアでも注目されるようになり、アジアはもとより欧米からも来館者がやってくるようになった。第5期を迎えて屋内展示施設を整備した。第5期の来場者数は、4月から9月末までで35万人、今期が終了する来年1月6日までの目標は50万人だ。

 今期の彫刻には、10カ国から15人の専門家を召集した。砂像彫刻家にとっても、世界で唯一の専門美術館で作品を制作することは名誉なことだという。

 砂の美術館の砂像は、凝固剤などは一切使用せず、砂を水で固めただけの固まりを彫る。展示期間が終わると、作品は崩され、また次の作品に作り変えられる。今期の作品に使った砂と水は各2500トン。鳥取砂丘一帯の砂は黄色いのが特徴で、ライトアップすると黄金色に輝く。雪像と違い、陰影がはっきり出るのも特徴だ。

 12月12〜24日は、クリスマス特別企画として、館内を光と音楽で演出する。鳥取市観光コンベンション推進課の筒井真二さんは「鳥取砂丘のクリスマスイルミネーションは、毎年好評を博している。今年から砂の美術館もライティングをするので、ぜひ合わせて世界トップクラスの砂像もご覧いただきたい。冬の味覚、松葉ガニも食べてほしい」と語る。

 来年、第6期のテーマは「東南アジア」に決定した。日本・ASEAN交流40周年を記念して、東南アジアの歴史的建造物などを砂像で表現する。美術館は東南アジアにまつわる各種イベントも実施する予定だ。



山陰DCスタートで、団体専用列車「なつかしのやくも号」出発式
なつかしのやくも号の出発式

 山陰デスティネーションキャンペーン(DC)のスタートイベントとして、6日、JR大阪駅で団体専用列車「なつかしのやくも号」の出発式が開催された。運転された列車の旅行主催は日本旅行。山陰DCは1日に開幕し、期間は12月末まで。

 なつかしのやくも号は、381系車両のデビュー当時の国鉄色に塗装した。381系が「やくも」として大阪発で運転されるのは、1990年の大阪花博の開催時以来、22年ぶり。全国から多くの鉄道ファンから乗車の申し込みがあり、早朝の大阪駅のホームにも多くの鉄道ファンが集まった。

 出発の合図は、今川正和大阪駅長と鳥取県のキャラクター「トリピー」と島根県の「しまねっこ」が行った。

 松江駅では歓迎式が行われ、島根県の溝口善兵衛知事、JR西日本米子支社の横山佳史支社長らが出席。マスコットキャラクターや観光大使による出迎え、記念品の配布が行われた。

 ほかにも山陰DCのオープニングイベント列車として、山陰本線の鳥取駅から益田駅まで約9時間半をかけて列車内で山陰にちなんだクイズに挑戦するイベント列車「山陰縦断クイズ列車」も運転された。途中駅では地元の郷土芸能や料理なども楽しんだ。山陰縦断クイズ列車では、石見神楽の写真をラッピングした期間限定の列車と人気漫画「名探偵コナン」のイラストが描かれた列車との併結運転が行われた。



奈良駅で「古事記ガイド列車」の出発式
古代衣装を身に付けた劇団員が乗車した

 古事記完成1300年を記念した「なら大和路探訪 吉野・飛鳥・山の辺の道キャンペーン」の古事記ガイド列車の出発式が6日、JR奈良駅で行われた。出発式には、奈良県の荒井正吾知事や奈良県のキャラクター、せんとくんも出席し、テープカットなどが行われた。

 古事記ガイド列車の運転は、奈良県、近鉄、JR西日本、奈良交通が今月1日から12月31日まで、共同で実施しているなら大和路探訪 吉野・飛鳥・山の辺の道キャンペーンの一環。運転区間はJR桜井線(万葉まほろば線)の奈良駅〜桜井駅間。

 車内では、古代衣装をまとった劇団員が乗車。乗客との記念撮影にこたえたほか、沿線の古事記に関連する観光スポットのガイドも行った。また、奈良駅のコンコースと桜井駅の自由通路では寸劇なども行われた。

 古事記ガイド列車は、12月9日までの土曜、休日の計22日間に1日2往復運転される。



下呂温泉神社例祭、参進行列に観光客も歓声

 岐阜県下呂市の下呂温泉で8日、湯の恵みに感謝する「下呂温泉神社例祭」(主催・下呂温泉旅館協同組合、同事業協同組合、同開発協同組合)が開かれた。汗ばむ陽気の秋晴れのもと、旅館・ホテル関係者らによる参進行列が温泉街を練り歩く様に、観光客の多くがカメラを向けていた。3連休最後の日とあって、例年になく多くの観光客が詰めかけた。

 同神社は1989年に温泉の限りない湧出と入浴者のご加護を願って建立され、神体は山形県出羽三山の湯殿山本宮から分霊を受けた。下呂旅組などが毎年10月8日に例祭を開いており、今回で24回目となる。

 JR下呂駅前から神社までの行列では猿田彦や烏天狗、白鷺の舞などの装束に身を包んだ関係者らが温泉街を練り歩いた。舞子姑や旅装束、手古舞も行列に華を添えた。

 獅子舞奉納、芸妓連奉納舞などの後、1万円分の宿泊補助利用券を含んだ「せんごまき」が行われ、氏子総代の滝多賀男氏(水明館社長)らが威勢よくばらまいた。

 直会(懇親会)には野村誠下呂市長、金子一義元国土交通相、今井雅人衆院議員らが出席。冒頭あいさつした滝氏子代表は「下呂も厳しい状況だが、関係者一丸となって盛り上げ、元気な温泉地にしたい」と述べ、25周年の節目となる来年の例祭の成功を誓った。




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