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地域観光 ■第2689号《2013年1月26日(土)発行》    
 

秋田県横手市の増田町、「蔵」を観光資源に
歴史のある建物が残る増田の街並み

 秋田県横手市の増田町は、江戸時代から明治、昭和初期にかけて商人の町として栄えた名残で、レトロな商家の街並みが現存している。メーンストリートの中七日町通りには、間口に対して奥行きがある短冊状の地割りに伝統的な建物が並ぶ。建物の内部には、家財を雪から守るため、家の中に建てた「内蔵」(うちぐら)があるのが特徴。内蔵と同様の蔵は他の地方にもみられるが、一地区に集中して現存しているのは珍しい。横手市では、「蔵の町」として観光への活用を進めている。

 増田町は江戸時代から商業が盛んになり、葉タバコや生糸など物資の集散地としてにぎわった。明治期には増田銀行(北都銀行の前身)をはじめ水力発電、陶器生産などの会社が興った。

 中七日町通りの地割りは、間口が5〜7間(9〜12.6メートル)と狭いが、奥行きは50〜100間(90〜180メートル)近くもある極端な短冊形。伝統的な建物は、通りに面した主屋から、内蔵、外蔵と続く独特の商家建築となっている。国の登録有形文化財に登録されている建物もある。

 内蔵とは、主屋と一体となり、全体が上屋で覆われた土蔵。家財を保管する文庫蔵、座敷などがある生活空間の座敷蔵などに機能が分かれる。扉に黒漆喰を施したり、細部の飾りに趣向をこらしたりするなど内外部の装飾が美しいものもある。

 内蔵と同じ様式の土蔵は、雪国を中心に各地に見られるが、増田町のように約400メートルの通り沿いに集中して現存している地域は珍しい。内蔵は外から見えないため、2008年の調査まで実態が分からなかったが、現在、45棟の内蔵が確認されている。

 内蔵のある建物は、現在も住宅、店舗として利用されているが、住民の協力により14軒が一般に公開されている。内蔵の公開日や見学料金の設定、予約方法は建物によって異なる。

 このうち1軒は、観光情報の紹介や土産の販売を行う観光物産センター「蔵の駅」として11年11月から営業。大正期に建てられた金物屋を改装したもので、建物の中にある内蔵を見学することができる。

 まち歩きを楽しむ旅行者が増え始め、観光ガイドも活動。毎年10月には、「蔵の日」を設定して、通りを歩行者専用にし、内蔵でコンサートや絵画の展示などのイベントが行われている。

 横手市は来年度、増田町の街並みを重要伝統的建造物群保存地区に選定するよう文化庁に申請する方針。保存地区に適用される国の補助事業などを活用し、建物、街並みの修理・修景などを進めたい考え。市観光物産課の本戸卓也氏は「蔵の町を通年観光の目玉としてPRしている。重要伝統的建造物群保存地区への申請、10月からの秋田DC(デスティネーションキャンペーン)などを契機に認知度を高めていきたい」と話している。



京都DCがスタート、京都市内でオープニングイベント
門川京都市長らが出席したオープニング行事

 京都デスティネーションキャンペーン(DC)「京の冬の旅」(1月1日〜3月20日)と、京都ならではの雅な体験型観光を集めたキャンペーン「京のたしなみ」のオープニングイベントが9日、京都市のホテルグランヴィア京都で開かれた。

 オープニングイベントにはJR各社、関西私鉄各社をはじめ観光関係者などが多く出席した。

 門川大作・京都市長は「京都市は『5000万感動都市』を目指し、あらゆる苦情をなくしていく努力を進めている。観光で日本を元気にしたい」と述べた。会津若松市と観光交流を行う相互交流協定を結ぶなど被災地支援に取り組んでいることも説明した。

 JR西日本の柴田信・常務取締役執行役員営業本部長は「昭和55年から始まった京都DCのように長く続いているキャンペーンは他にないと自負している。昨年からは、京都の奥ぶかさを知ってもらうキャンペーン京のたしなみを京都の若手作家さんたちと一緒に取り組んでいる。昨年以上の実績を上げたい」と話した。

 オープニングイベントでは、キャンペーン京のたしなみの実演として、華道家元池坊の次期家元、池坊由紀氏によるいけばなについての講演、山陽新幹線沿線の福岡、広島、岡山の代表者によるいけばなの実演が行われた。



こんぴら温泉まつり開幕、新源泉「ふねふねの湯」披露
式典で新温泉の名称を発表

 香川県琴平町で「第14回こんぴら温泉まつり」のオープニング式典が12日、金刀比羅宮表参道沿いの酒造り資料館「金陵の郷」を会場に開催された。オープニング式典では、湧出量が減少した「こんぴら温泉いこいの湯」に代わる新源泉への切り替えと新源泉の温泉名が発表された。

 新源泉は、昨年、琴平町が隣接する香川県善通寺市内の使用されていない源泉を購入したもの。新源泉は、配管整備が行われ、町内の宿泊施設に供給が始まった。新しい温泉名は公募で選ばれた「こんぴら温泉ふねふねの湯」となった。

 小野正人・琴平町長は「加水問題で利用者や宿泊施設にご迷惑、ご心配をおかけした。新しい温泉から得られる満足感が信頼回復につながる」とあいさつした。

 新温泉のこんぴら温泉ふねふねの湯は、ラドン、フッ素、メタケイ酸の3項目が温泉基準を満たした単純弱放射能冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)。

 新温泉で金毘羅宮への温泉水奉納が行われたほか、金陵の郷内に設置された足湯にも新温泉が使用された。

 こんぴら温泉まつりは1月6日に開幕し、2月3日まで。金陵の郷では「こんぴら歌舞伎絵看板」の展示があるほか、温泉まつり期間限定の宿泊プランや湯めぐり手形が販売されている。



富山県、都内で食の魅力をアピール
寒ブリを抱える石井知事(右から2人目)と高原さん(同3人目)

 富山県は16日、東京都千代田区のザ・キャピトルホテル東急で、旅行業者やマスコミ関係者らを招き、「富山のさかなキトキトフェア」を開いた。石井隆一知事、富山市出身でタレントの高原兄さんも出席し、食を含めた県の魅力をアピールした。

 同フェアは富山湾で獲れる海の幸を首都圏でPR、足を運んでもらうのが狙いで、今回で4回目となる。会場では寒ブリやシロエビ、ホタルイカなど自慢の食材を使った料理を振る舞った。

 あいさつした石井知事は「富山の魚がおいしい理由は、(1)おいしい水と食事(プランクトン)がいい(2)住む環境がいい(3)しつけがいい—こと」と述べるとともに、約15キロの寒ブリを披露し「堪能して、このおいしさを広くPRしてほしい」と強調した。

 高原さんはロックバンド、アラジンのリーダー兼ボーカルとして「完全無欠のロックンローラー」をヒットさせた。現在はタレントとして県内のテレビやラジオなどで活躍している。スライドを使って富山の魚介類を紹介し、「キトキト(新鮮)な海の幸を味わって」と呼びかけていた。




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