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旅館・ホテル ■WEB増刊号《2013年3月23日(土)発行》
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旅館協会北海道支部連合会、北の旅館塾委員会設置
北の旅館塾委員会のメンバーら
日本旅館協会北海道支部連合会(桑島繁行会長)は5日、会員旅館・ホテルの若い後継者や幹部社員などで構成する「北の旅館塾委員会」を設置し、初会合を札幌市内のホテルで開いた。道内全域から23人が参加。メンバーは30、40代が中心で、将来を担う若い世代が情報交換を深め、観光振興のあり方などを検討していく。
委員長には西野目智弘氏(ホテル大雪)、副委員長には桑島大介氏(知床グランドホテル北こぶし)、荒井高志氏(いわない高原ホテル)を選出した。
西野目委員長は「それぞれに課題や悩みを抱えていると思うが、この場で話しをすることで自分の考えに自信が持てたり、修正できたりするはず。家業、事業、そして自分の成長を見据えて活動してほしい」とあいさつした。
委員会は四半期ごとに開催する予定。活動内容に関する意見交換では、宿泊業の地位向上や若者が働きやすい職場づくりなどの必要性が話題に挙がった。「宿泊業が社会のためになる事業、若い人に魅力的な職場であることを外に向けて発信する必要がある」などの意見も。メンバーの交流にソーシャルメディアを活用するアイデアなども出た。
初会合には支部連合会の桑島会長、山下久幸副会長が出席。桑島会長は「旅館協会の支部連合会で若手の委員会があるのは北海道だけ。同世代のメンバーで自由に意見交換し、北海道の観光を盛り上げてほしい」と期待の言葉を送った。
グランヴィア大阪がロボット導入、顧客案内に
応答型コミュニケーションロボット「ルーシー」
ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)は、人の声に反応する応答型コミュニケーションロボット「ルーシー」を19階レストランフロアに設置し、顧客への案内業務を行っている。
利用客の「どんなレストランがありますか」などの質問に対し、フロアにある店舗を紹介。「おはよう」「ごちそうさま」などの声にも「おはようございます。ゆっくりお休みになられましたか」など、ホテルらしい返答をする。
「テクノロジーによる新たなホスピタリティ実現」を目指す「おもてなしコンソーシアム」の幹事企業ジーアム(大阪府吹田市)と、ロボット開発のマッスル(大阪市中央区)が設置を提案、同ホテルが協力した。
設置は3月末まで。今後はレストランでの注文業務に活用できないか検討するという。
ホテル華の湯、春のビュッフェダイニングプラン設定
ホテル華の湯(福島県磐梯熱海温泉)は春のビュッフェダイニングプランを設定した。震災被災地の復興に貢献した取り組みに贈る「フードアクションニッポンアワード」の「食べて応援しよう!賞」を2年連続受賞したプランの今年春版。地元の食材を使った健康によい料理をそろえている。
「イカと春野菜の塩麹グリーンソース和え」「あまえんぼうイチゴと春野菜の水切りヨーグルトサラダ」など、新鮮な朝採り野菜を使った発酵食メニューを用意。また「八重のこづゆ醤油麹仕立て」など、NHK大河ドラマ「八重の桜」にちなんだメニューもそろえた。1泊2食の宿泊ビュッフェが1万1800円から。
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