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トラベル ■WEB増刊号《2013年3月23日(土)発行》
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JATA旅博2013、9月12日開幕
にぎわった昨年の旅博会場
日本旅行業協会(JATA、菊間潤吾会長)は、海外・訪日・国内旅行市場の活性化を目的とするアジア最大級の旅行産業イベント「JATA旅博2013」を9月12〜15日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催する。昨年よりもインバウンド商談会、日本ブース出展エリアを拡充し、訪日旅行や国内旅行にも力を入れる。展示会では、旅行会社がパッケージツアーを販売できるエリアも設ける。
今年のテーマは「旅で示そう 日本の元気」で、東日本大震災からの復興が進むなか、「日本の元気をもっと世界に知ってもらいたいという想いがある」(古木康太郎・JATA旅博推進会議委員長)。正式名称は従来の「JATA国際観光フォーラム・旅博」から「JATA旅博」へとシンプルに変更し、会議、商談会、展示会、顕彰事業の四つのプログラムで構成する。
旅博展示会は12、13日を業界日、14日を業界・一般公開日、15日を一般公開日として展開。世界150の国や地域から観光関係者が出展し、最新の観光情報や旅の楽しみ方などをPRする。
旅行商品の販売ができるようにするのは2004年以来となる。一般公開日に出展ホールを増やして「トラベルバザールエリア」を新設。販売は旅行単品を除く、パッケージツアーに限定し、旅行会社の企画力をアピールする。最大で100ブースの設置を予定。
13日の「国際観光フォーラム」では、日本や韓国、台湾の観光担当官らがアジア各国のツーリズム状況や政治的環境を報告するシンポジウム「アジア旅行市場分析」を開催する。
顕彰事業は海外旅行、国内・訪日旅行で最も優れた旅行商品を表彰する「ツアー・グランプリ2013」などを実施する。
昨年は156の国・地域から708の企業、団体が出展し、来場者数は過去最高の12万6千人を記録。今年は旅行商品の販売も可能となり、それぞれ増加を目指す。
花見は「夫婦・家族で」が6割 JTB調べで判明
JTBは、多様化している花見の楽しみ方についてこのほど調査し、その結果を11日に発表した。花見に誰と行くかの質問では「夫婦・家族」の回答が60%を占めて最も多かった。
調査は2月7〜13日にウェブ上で実施。すでに花見の計画をしている人や現在計画中の人は15%という状況。最も多いのが「行きたいがまだ決まっていない」の回答で、41%だった。
花見の計画をするのは順に「1週間ぐらい前」32%、「2〜3日前」20%、「2週間ぐらい前」16%となっている。
桜の鑑賞と併せて、花見の時に楽しみたいことは、「周辺観光や旅行」が26%、「グルメ」が25%で1位、2位となり、合わせて半数を占めた。
誰と花見に行くかは「家族・夫婦」が60%で最多となり、「『職場の同僚』や『サークル仲間』『近所の仲間』などと交流をしながらの花見よりも、気のおけない家族と桜の景観を楽しむ人が多いようだ」とJTB。2位は19%で「友人」。
花見に行くならどこに行きたいかは(1)京都(2)東京(3)奈良(4)青森(5)静岡がベスト5。京都は観光と併せて花見を楽しみたい、一生に一度は訪れてみたいという意見が多かった。東京の回答者は、新宿御苑や上野恩賜公園など、シートを広げて花見の宴会をするようなイメージを持つ人も多いという。奈良は桜の名所の吉野が圧倒的に人気だ。
ウィラートラベル、名古屋―大阪線でアトラクションバス運行
ウィラートラベル(ウィラー)は宇宙ツアーが体験できるアトラクションバス「スターファイター」を19日から名古屋—大阪線で運行開始する。同社は中距離都市間の移動には、高速バスは安いが時間がかかるという消費者に対し、移動中も楽しむという目的でバスを利用してもらいたい考え。
バス内で展開されるアトラクションとは、前方・側面モニターと天井スクリーンに映し出された宇宙空間を旅しながら、参加者同士が協力して宝探しを楽しむというもの。
運行期間は19日〜4月8日まで。春休み期間中のチケットは販売を開始しており、販売状況は良好に推移している。
運行ルートにはユニバーサル・スタジオ・ジャパンも含まれている。料金は平日大人2500円、子ども2千円、土日祝大人3千円、子ども2500円。
また、ウィラーはスターファイターの貸し切りサービスも開始した。東京・神奈川県内出発で目的地は関東圏内限定。見積もりはサイトから無料で申し込める。
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