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　「結びの宿　愛隣館」（岩手県新鉛温泉）は4月、プロポーズにふさわしいスポットとして、NPO法人地域活性化支援センターから「恋人の聖地サテライト」に岩手県内の施設で初めて認定された。東北地方の宿泊施設でも初の認定となる。

　NPOでは少子化対策と地域活性化への貢献をテーマに「恋人の聖地プロジェクト」を展開。全国の観光地からプロポーズにふさわしいスポットを「恋人の聖地」、プロジェクトの趣旨に賛同する企業が運営するプロポーズにふさわしい施設を「サテライト」として認定している。

　愛隣館ではカップルや夫婦向けに各種の宿泊プランを用意。記念日や誕生日でのプレゼント、サプライズ演出などを行っている。岩手県内ではこのほか「恋人の聖地」として、石神の丘美術館（岩手町）、宮守川橋梁めがね橋（遠野市）が認定されている。

　岐阜県下呂温泉の湯之島館は7、8月に「馬瀬川上流の天然鮎と飛騨の銘酒を味わい尽くす特別賞味会」を開催する。下呂温泉に近い馬瀬川上流産の鮎は、安定的に確保するのが難しく、貴重な品として知られる。このほど、漁業協同組合の全面的な協力のもと1日2組限定で特別企画が実現した。

　馬瀬川上流の天然鮎は「清流めぐり利き鮎会」や「利き鮎会スペシャル in TOKYO」などで受賞歴を持つ地元特産品。特別賞味会では活け〆めの一夜干しや姿造り、炭火焼き、天ぷら、雑炊などふんだんな献立で堪能できる。酒は飛騨地方を代表する天領酒造が鮎との相性を考えた銘酒を提案する。

　特別賞味会の開催は7月28〜30日、8月4〜6日。1室2人、1日2組限定。料金は1人3万2千円。

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