楽天トラベル、宿泊予約システム問題で全旅連の要望に回答 |
楽天トラベルは11月29日、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)に対し、同連合会が要望していた同社の宿泊予約システムの改善について、前向きに検討する旨の回答を行った。年明けにも具体的な改善策を全旅連のネット対策・広報委員会(佐久間克文委員長)に報告する。
全旅連が要望したのは、(1)未登録ユーザーの予約システムの改善(2)事後カード決済におけるキャンセル料支払いの改善—の二点。
(1)については、楽天への未登録ユーザーが宿泊予約を行う場合、偽名や虚偽の連絡先でも予約が成立し、ノーショーの際にキャンセル料が請求できないなど、“リスクの高い”仕組みになっている。
(2)については、事前(宿泊前)オンラインカード決済の場合、キャンセル料が自動的に宿泊施設側に支払われるが、事後カード決済では予約客の同意を必要とし、キャンセル料の徴収が保証できない仕組みになっている。 |
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ホテルニューアワジ、別邸をオープン |
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4階の特別フロア専有露天風呂付き客室 |
ホテルニューアワジ別邸「あわじ浜離宮」(兵庫県淡路島・南あわじ市)が1日オープンした。ホテルニューアワジグループで10軒目の旅館・ホテル。今年2月に廃業した旧「アイランドホテルまる和」の敷地と建物を購入し、コンセプトを「和モダンクラシックリゾート」として全面リニューアルした。
夕日の名所、慶野松原に隣接しており、夕日や松原の景観を生かした内装や設備にした。夏の海水浴シーズンには歩いて海水浴場に移動できる。
総事業費7億円。鉄筋コンクリートの一部4階建て。敷地面積7694平方メートル、延べ床面積4773平方メートル。
客室は従来の客室を統合して広めに設計。モデレートフロア客室16室と特別フロア専有露天風呂付き客室13室の全29室。4階の特別フロア専有露天風呂付き客室2室は総面積(テラス含む)100平方メートルを超え、天井高も高く、ハイグレード客室となっている。
メーンダイニングの「旬房 新淡—ARATAN—」では、地元産の魚介類や淡路牛、淡路産玉ねぎを使ったメニューを提供。ヴァプール鍋(蒸し鍋)を名物料理にしていく。
温泉は同グループホテルの「プラザ淡路島」と同じ南あわじ温泉郷の「淡路潮崎温泉」を導入。泉質はナトリウム炭酸水素塩温泉で、美人の湯として評価が高い。
ホテルニューアワジグループの木下紘二常務は「3世代客をターゲットに5〜6人で利用できる客室がほとんど。2人利用でも、ゆったりとした客室として使っていただける。料金もホテルニューアワジよりリーズナブルな設定で、淡路島に何度も訪れ、また色々なグループ内のホテルで泊まり歩いてもらいたい」と話している。 |
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