福島学グル―バルネットワークがセミナー開催 |
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東京都内で行われたセミナー |
教育旅行や視察旅行など福島県での学びや交流を提案する福島学グローバルネットワーク(黒澤文雄理事長)は12月11日、「福島県災害復興プログラムセミナー」を東京都千代田区の都道府県会館で開いた。旅行会社10社の法人・教育旅行担当者らが出席。東日本大震災や原発事故を教訓に福島の現状に学ぶプログラムなどを紹介した。
福島学グローバルネットワークは2013年10月にNPO法人格を取得。事務局を福島市に置く。福島県内の自治体や団体、企業と連携し、全国の旅行会社や学校・企業関係者に各種プログラムを提案する。
セミナーには教育旅行や視察旅行、交流事業の受け入れを目指す福島県内の10団体・企業が参加。参加したのは、いわき観光まちづくりビューロー、ふくしまフォレスト・エコ・ライフ財団(ふくしま県民の森フォレストパークあだたら)、ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会など。旅行会社との個別商談も行った。
いわき観光まちづくりビューローは、震災の被災体験や復興への取り組みを現地住民が語るプログラムなどを紹介。ふくしまフォレスト・エコ・ライフ財団は、キャンプを通じて災害を生き抜く力を学ぶ災害対応キャンププログラムなどについて説明した。
セミナーでは、原発事故を踏まえ、放射性物質への正しい理解を深め、除染活動の進ちょく状況を知ってもらうため、環境省福島環境再生事務所・除染情報プラザのアドバイザー、青木仁氏による講義も行われた。
福島学グローバルネットワークの黒澤理事長は「災害で得た教訓を学びに変える事業、活動を進める必要がある。遠い土地の問題としてではなく、今この時、福島で学べるように環境づくりに取り組む。受け地と送り手を結んでいきたい」と話していた。
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松山市、ラッピングバスを披露 |
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AKB48のメンバーも参加したセレモニー |
「おもてなし日本一のまち松山」を宣言した愛媛県松山市と松山商工会議所は12月14日、松山市役所本庁前広場で、観光PRイベント「ラッピングバス出発式・パネル除幕式with松山おもてなし大使(AKB48)」を開催した。
12月15日の「四国八十八ヶ所霊場開創1200年祭」のスタートに合わせ、ラッピングバスの出発式と、松山おもてなし大使に任命した人気アイドルグループ、AKB48の菊地あやかさんと名取稚菜さんの等身大パネルの除幕式が行われた。菊地さんと名取さんも出席した。
ラッピングバスは、伊予鉄道が運行する貸し切りバスで、団体旅行などに利用される。車体のラッピングは、松山おもてなし大使の菊地さんと名取さんをはじめ、2014年の瀬戸内海国立公園指定80周年、道後温泉本館改築120周年、四国八十八ヶ所霊場開創1200年のほか、道後温泉のアートイベント「道後オンセナート」もPRしている。
菊地さんと名取さんの等身大パネルは、松山空港や松山観光港などへの設置が検討されている。
松山市は、2014年の各周年行事のほか、国の進める訪日旅行推進事業で「京都・広島・松山ルート」が「新ゴールデンルート」として海外の旅行会社などに提案されていることなどが観光への“追い風”となっている。
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大阪城で光のイベント始まる |
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大阪城と城内西の丸庭園で開催する「大阪城3Dマッピング スーパーイルミネーション」が12月14日に始まった。開催期間は2014年2月16日まで。主催は大阪観光局とハウステンボス。
大阪城3Dマッピングは、プロジェクター12台を使用し、大阪城天守閣に立体映像を投影するもの=写真。大阪城が日本刀で真っ二つにされたり、虎や龍、蝶が舞う姿が迫力の映像で映し出されたりする。
イルミネーションイベントでは、西の丸庭園が青い光で海のように見える「光のビッグブルー」や、高さ15メートルの巨大キューブオブジェ「光のキューブ」を開催。大阪迎賓館前のクラシック音楽に合わせた壮麗な光のショー「ジュエルイルミネーションショー」も始まった。
営業時間は午後5時半から午後10時半まで。料金は一般1600円、小人(4歳から小学生)950円。優先入場と特別エリアでの3Dマッピング観覧付きのプレミアムチケットは3千円。ともに特定日は別途設定。 |
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