全国のオーナー企業、4分の1が増収増益 |
帝国データバンクはこのほど、全国のオーナー企業に関する分析調査を行った。それによると、2012年度の決算が増収増益となった企業の割合が23.9%と、回答全体の約4分の1を占めた。社長の年代が上がるにつれて、増収増益企業の割合が緩やかに下がっているのも特徴だ。
2012年度の決算が前年同期と比較可能な19万4161社のうち、増収増益企業が4万6477社で、構成比23.9%。年代別では、25歳未満が38.5%と最も高く、以下、「25〜29歳」29.5%、「35〜39歳」28.8%、「30〜34歳」28.2%、「40〜44歳」27.0%—の順となっている。
年代が上がるにつれて増収増益企業の割合が緩やかに下がり、70歳台以降になると、その下降幅が大きくなる。「75〜79歳」で18.9%と10%台に突入。以下、「80〜84歳」16.6%、「85歳以上」15.7%—となっている。
同社によると、全国のオーナー企業は19万9203社。業種別では卸売業が4万6061社、構成比23.1%とトップで、以下、建設業、製造業、サービス業の順で多い。 |
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