ぐんまちゃん家、来場者数が200万人突破 |
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式典には大沢知事(右から4人目)も出席 |
東京・銀座にある群馬県のアンテナショップ、ぐんまちゃん家(ぐんま総合情報センター)の来場者数が12月25日、200万人を突破した。同日の記念式典には大沢正明知事も駆けつけ、200万人目の来場者に記念品などを手渡した。
200万人目となったのは港区在住の佐久間記代子さん(73)。「たまたま立ち寄って、200万人目と知らされビックリしました。(ぐんまちゃん家は)入りやすくて、とても親しみが持てる。草津温泉に子どもと行ったのが印象に残っています」と笑顔で話した。
記念の認定証や副賞として県内温泉宿泊券などが贈られた。
大沢知事は200万人達成を喜びながらも「県の知名度はまだまだ低い。東京でもっと情報発信をしてもらい、群馬を訪れる人を増やしてほしい」とぐんまちゃん家の活動に期待した。
ぐんまちゃん家は08年7月オープン。11年11月に100万人を達成。13年2月には150万人となり、わずか10カ月で200万人の大台に乗せた。近くの歌舞伎座のリニューアルオープンなどが来場者増に拍車をかけたと見られる。
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志摩スペイン村、3月から20周年企画を展開 |
今年4月22日に開業20周年を迎える志摩スペイン村(三重県志摩市)は、3月1日から来年1月18日にかけて「20thアニバーサリー」を展開する。新しい企画やアトラクションのリニューアルなど、さまざまな新機軸を打ち出す。
テーマパーク「パルケエスパーニャ」では、パレードを12年ぶりに大幅リニューアル。牛追い祭をほうふつとさせる闘牛やコミカルな動きの騎馬が新たに登場。「立体的なスケール感のある、演劇性の高いパフォーマンスに生まれ変わる」(同社)。
新しいアトラクションとして、スペイン・バレンシア州ブニョール市で毎年8月に行われるトマト祭りをモチーフにした「トマティーナ」が登場する。
人気のアトラクション「アルカサルの戦い“アデランテ”」は施設をバージョンアップ。新しいフラメンコショー「コルドバ」も登場させる。
顧客サービスとして、キャラクターやパークの景観など、オリジナルフレーム付きの写真が撮影できる公式カメラアプリ「パルケカメラ」を配信。子供を対象に、20周年の特製キーホルダーがもらえるスタンプラリーも行う。
施設と同じ20歳を迎える来場者にはさまざまな特典を用意。4月22日に20歳を迎える人には10年間分有効のパスポートと4千円相当の利用券をプレゼント。20歳の誕生日に来場した人には、当日のパスポートと2千円相当の利用券をプレゼントする。
ホテル志摩スペイン村では、6人まで宿泊できる「ファミリールーム」を開設。志摩スペイン村の2デーパスポートと朝食付き宿泊プラン(大人1人9500円から)を3月1日から5月31日まで販売する。宿泊客は敷地内の温泉施設「ひまわりの湯」が無料で何度でも利用できる(入湯税150円が必要)。 |
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大阪観光局、大阪観光大など特使に |
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大阪観光大学=チーム名・before あふたー=チームと加納國雄・大阪観光局長(中央) |
大阪観光局はこのほど、昨年9月に開催された「大学生観光まちづくりコンテスト2013」の最優秀賞、優秀賞を受賞した4チームに対し、大阪観光特使を委嘱した。
委嘱された4チームは、最優秀賞の京都大学チーム、明治大学チーム、優秀賞の同志社大学チーム、大阪観光大学チーム。そのうち大阪観光大と京都大学チームは留学生を含むチーム。
委嘱式では、コンテストで発表された応募企画のプレゼンテーションを再演した。
大阪観光大学(チーム名・before あふたー)のプラン名は「熊取ベジツアー」。チームの女性メンバーが、キャビンアテンダントに扮し、東アジアからの教育旅行の学生に観光案内するという設定でプレゼンを行った。
熊取ベジツアーの内容は、熊取町にある大阪観光大学、関西医療大学、大阪体育大学の3大学の学生がガイドとして付き添い、日本の食について交流しながら勉強するツアー。町立中学校で給食を食べたり、農家を訪問し、農業体験と日本の家庭料理の調理体験を実施したり、日本の文化と食の大切さを学ぶ。
同コンテストは昨年、西日本ステージとして初開催。課題対象地域は「大阪府」で、「訪日外国人向け 観光まちづくりプラン」をテーマにした。優秀なプランは、観光庁長官賞や大阪観光局長賞など各賞で表彰されたほか、JTB西日本が商品化やプロジェクト化を検討する。 |
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舞鶴市、期間限定の「かき丼キャンペーン」 |
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舞鶴かき丼で観光客を集客 |
京都府舞鶴市の舞鶴かきグルメキャンペーン協議会は、舞鶴産かきの知名度アップと観光客誘致を目的に、3月末までの期間限定で「舞鶴かき丼キャンペーン」を実施する。市も全面支援し、積極的なPR活動を行う。
同キャンペーンには市内21店舗が参加。うち15店舗で冬の特産物、かきを使った舞鶴かき丼を提供する。その他の店舗は焼きがきや土手鍋、カキグラタンなどを提供。
同協議会によると、舞鶴産かきは身が大きく、濃厚な味でプリプリとした食感が特徴。舞鶴かき丼は市民も観光客も手軽に食べられる地産地消の舞鶴グルメとして、2005年に開発した冬のご当地丼料理。
舞鶴かき丼と呼ぶには舞鶴産のかき5個以上と、特許庁が認定した地域ブランドの「舞鶴かまぼこ」を使用するのが条件。出汁を使った卵とじ丼や中華味のあんかけチャーハンなど店舗ごとに工夫が凝らされ、いろいろなかき丼が味わえる。平均単価は900円から千円。
同協議会では参加店舗の店名や所在地、メニューを紹介する舞鶴かき丼マップを2万部作成、市内のまいづる観光ステーションやJR東舞鶴駅観光案内所などで無料配布する。 |
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