2013年の訪日外客数、1036万4千人に |
2013年の訪日外国人旅行者数は、年間で初めて1千万人を突破し、1036万4千人となった。前年に比べて24.0%の増加。日本政府観光局(JNTO)が17日に推計値として発表した。台湾、香港などが過去最高を記録。タイをはじめ東南アジアも大幅に伸びた。一方で最大の訪日市場である韓国は過去2番目の実績にとどまり、中国は主要18市場の中で唯一、前年の実績に届かなかった。
JNTOは、訪日外客数の増加要因として、(1)円高の是正による旅行費用の割安感の浸透(2)7月から開始された東南アジア諸国への査証(ビザ)緩和の措置(3)継続的なビジット・ジャパン事業によるプロモーションの効果(4)LCC(格安航空会社)の新規就航などによる航空座席供給量の増加―などを挙げる。
市場別で年間の過去最高を記録したのは、台湾、香港のほか、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、豪州、フランス。 |
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