環境省のエコツー大賞に針江生水の郷委員会 |
環境省は6日、第9回「エコツーリズム大賞」に滋賀県高島市の針江生水の郷委員会を選んだと発表した。表彰式は26日、東京・霞が関の同省会議室で行う。
全国から57件の応募があり、審査委員(委員長・下村彰男東大大学院教授)による審査を行い、大賞のほか優秀賞3件、特別賞4件の計8件を選んだ。
大賞に選ばれた針江生水の郷委員会は、家々に湧き出る水と家々の間を流れる水路を組み合わせて利用する川端を中心に、地区を流れる針江大川や琵琶湖に至るまでさまざまな水との関わり、針江地区全体を「針江里山水博物館」として紹介している。
それに加えて、まちづくり委員会の一員として地域活性化に関わり、身近な自然環境の保全を促す機会づくりに積極的に取り組んでいることが評価された。 |
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7〜9月の旅行者数、国内観光が16%増 観光庁調べ |
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観光庁はこのほど、旅行・観光消費動向調査の7〜9月期の結果を発表した。宿泊、日帰りを合わせた国内観光旅行(観光目的の旅行)の延べ旅行者数は1億2583万人で前年同期比15.6%の増加、その消費額は4兆776億円で同9.7%の増加となった。延べ旅行者数、消費額ともに、東日本大震災前の2010年同期の水準も上回っている。
延べ旅行者数の内訳は、宿泊旅行が6030万人で12.0%増、日帰り旅行が6553万人で19.2%増。消費額の内訳は、宿泊旅行が3兆1118億円で7.8%増、日帰り旅行が9658億円で16.5%増。
観光に加え、帰省、出張などを加えた旅行全体の延べ旅行者数は2億374万人で前年同期比16.1%増となった。内訳は宿泊旅行が1億875万人で15.1%増、日帰り旅行が9499万人で17.3%増。
旅行全体の消費額は6兆4092億円で同10.3%増。内訳は宿泊旅行が4兆9953億円で7.8%増、日帰り旅行が1兆4139億円で20.3%増だった。
旅行・観光消費動向調査は、住民基本台帳から無作為抽出した2万5千人を対象に、1年間の旅行実態を半年ごとの2回に分けて調査し、全体の数値を推計している。
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