マラソンランナー向け梅干し「ウメパワプラス」 |
|
会場に用意された新商品の数々 |
特産の梅干しをマラソン愛好者に食べてもらおうと、和歌山県と県内自治体、生産者らが開発したマラソンランナー向け新商品「ウメパワプラス」の新商品説明会が3月28日、都道府県会館(東京都千代田区)で開かれた。
同県は全国一のウメの産地だが、梅干しの消費量は2002年をピークに年々減少している。このため、田辺市などの自治体や農協、生産者らで組織する「紀州梅の会」と県が昨年4月から、新商品の開発に着手した。
販路拡大を考えた際、マラソン選手や市民ランナーがクエン酸や塩分を摂取するのに最適な食品であることに着目し、スポーツ用品店など、既存の売り場以外での販売を目指すことにした。
各地のマラソン大会で試作品の試食とアンケート調査を実施。食べやすいように種を取り除いた新商品を開発し、4月から全国販売に乗り出した。
種類は「はちみつ(塩分4%)」「白干し」「とまと(同8%)」など9種類。価格は195〜514円(税込み)。通信販売(楽天やRUNNETショップなど)、わかやま紀州館(東京都千代田区)、ランナーズステーションなどで販売している。
|
|