観光経済新聞社、ハローキティをあしらった無料情報誌を創刊 |
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ハローキティをあしらった無料情報誌 |
観光経済新聞社は1日、ハローキティをキャラクターにあしらった無料情報誌(フリーペーパー)「ハロービューティー」を創刊した。企画・営業を広告会社の元裕社が担当、サンリオがキャラクターデザインを監修した。
銀座、新橋、有楽町、上野、御茶ノ水を特集した創刊号は、A5判、64ページで15万部を発行。20〜40代の女性をターゲットに、「美」をテーマとした「ヘアサロン」「ネイル・まつげ・メイク」「エステ」「リラクゼーション」「カルチャー」「グルメ・スイーツ」「温泉・女子旅」「婚活」の8分野の情報を掲載した。
配布場所は、東京メトロ都内主要駅(銀座、日本橋、大手町、上野など)、映画館(KADOKAWAシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷、シネスイッチ銀座、丸の内ピカデリー1・2・3、テアトル新宿、シネリーブル池袋、キネカ大森、新所沢レッツシネパーク)、コンビニエンスストア(千代田区、中央区、港区のサンクス)、カフェ(都内の一部プロント)、渋谷パルコ4階など。また看護師向け通販カタログ「ナースコム」でも同梱配布する。
7月上旬に銀座特集号、7月下旬には渋谷・原宿、表参道、青山特集号の発行を予定している。
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高知市、観光客に県民お勧めの飲食店紹介 |
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県民投票で選ばれた飲食店を紹介するグルメガイドの内容 |
高知県はこのほど、観光客向けグルメ冊子「高知家イチオシグルメガイド」を製作、県内の宿泊施設や道の駅などに配布した。グルメ情報誌は珍しくないが、これは県民総選挙で選ばれた飲食店を掲載しているのが特徴だ。県民お勧めの店で高知の味を堪能できるとあって、観光客に喜ばれそうだ。
「全国的に観光客の食志向は高まり、高知県にも『地元の人が勧めるものを食べたい』という目的を持った観光客が増えている」と県の観光振興部観光政策課。こうしたニーズに対応するには「あの店のあの料理、というようなより具体的な情報提供が重要」という。
県では昨年12月25日から今年1月20日の期間、県内の全世帯を対象に、観光客に勧める飲食店を県民投票で決める「『高知家の食卓』県民総選挙2014」を実施した。全国初の取り組みだ。
その結果、1万4314世帯から投票があり、飲食店数は3107店に上った。今回は上位に選ばれた店と、県外企業の高知支店長お勧めの店を加えた計60店を掲載している。
サイズはA4判26ページ。県内を7エリアに分け、まず54店を紹介。料理の写真のほか、県民お勧めのメニューやコメント、地図を添えている。
高知市エリア1位となったのはカツオ料理を提供する「藁焼きたたき明神丸」で、「迫力ある藁焼き実演が目の前で見られる」「ひろめ市場のにぎやかな雰囲気がいい」というお勧めのコメントともに、値段も書いており、財布の心配をしなくてもすむ。
このほか、大豊町のひばり食堂(嶺北エリア1位)や安芸市の廊中ふるさと館(東部エリア1位)、須崎市の橋本食堂(高幡エリア1位)などが“選抜入り”している。
また、県外に本社を置く旅行業者や金融機関などの高知支店長42人を対象に「支店長オススメ“裏”選挙」を実施し、主な6店を掲載。例えば、高知市の「土佐料理花鶴」は「旬の食材、高知の食材を生かしている」として紹介している。
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来年秋の北陸DC、キャッチフレーズが決定 |
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2015年10〜12月に、北陸3県(富山県、石川県、福井県)とJRグループなどで実施する北陸デスティネーションキャンペーン(北陸DC)の実行委員会がこのほど、ユアーズホテルフクイ(福井市中央)で開かれた=写真。北陸DCのキャッチフレーズを「Japanese Beauty Hokuriku(ジャパニーズ ビューティー ホクリク)〜日本の美は、北陸にあり。〜」に決めた。
これまで北陸3県とJR3社(JR東日本、JR東海、JR西日本)が共同で行ってきた北陸3県のキャンペーンと同じ名称をキャッチフレーズに生かした。
食、温泉、自然、伝統美など、北陸ならではの観光素材や2次アクセスの磨き上げを行い、国内外からの観光客誘致を目指す。15年春の北陸新幹線金沢開業効果の最大化と持続を狙う。
今年10月15日には、富山市内で800〜1千人規模の全国宣伝販売促進会議を開催。16、17日には、エクスカーションを10コースで行う予定。他の今年度事業は(1)観光地の魅力、利便性の向上と素材の集約(2)プレDCに向けた大都市圏でのPRイベントなどの実施(3)プレDCガイドブックの制作(4)DC専用ホームページの制作、運用(5)2次アクセスの整備。
2015年度には、(1)旅行会社への商品造成と送客要請(2)オープニングイベント等の開催(3)食をテーマにしたイベントの開催(4)テレビCM制作—などが実施される。 |
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長野県、8月末に銀座にアンテナショップ開設 |
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長野県は8月末をめどに、東京・銀座にアンテナショップ(信州首都圏総合活動拠点)をオープンする。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催決定で首都圏に世界の注目が集まることや、北陸新幹線の金沢延伸により広がる首都圏マーケットの可能性を県内全域に呼び込むのが狙いで、県や市町村、企業が連携して活用するオール信州活動拠点ともなる。
名称は、「しあわせ信州シェアスペース」(仮称)とし、愛称は募集の上決める。場所は銀座5丁目の「すずらん銀座5丁目ビル」(同)=写真=で、1、2、4階を使用する。賃借面積は約400平方メートル。周辺には三越や和光ビル、ニューメルサなどがある。
1階は「『信州の健康な暮らし』を体感するリビングスペース」で、信州のライフスタイルをテーマとした企画展や特産品などを販売する。
2階では来訪者が調理などに参加できるキッチンを備えたイベントスペースを設け、信州長寿食の料理教室などを開催する。また、観光に関する映像やパンフレットを置き、信州観光の魅力をアピールする。「キッチン付きイベント(スペース)はこれまでのアンテナショップにはない県独自の試み」と県東京観光情報センターの熊谷晃所長は強調する。
4階は商談会や移住交流・就職相談などに応じるスペースになる。開設に伴い、現在東京交通会館にある東京観光情報センターを移転し、機能を強化する。 |
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ひろしま旅のキャンペーンが開幕 |
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「のんびり島しよう!ひろしま旅〜『広島・宮島・呉・江田島キャンペーン』」のオープニングイベントが5、6日に大阪ステーションシティ「時空の広場」(大阪市)で開かれた=写真。
同キャンペーンは、JR西日本と広島県、広島県観光連盟、広島市、呉市、廿日市市、江田島市が共同で実施。開催期間は4月1日から6月30日まで。
アフター広島デスティネーションキャンペーン(DC)として、昨年実施されたキャンペーンの素材を生かしながら、瀬戸内しまのわ2014(3月21日〜10月26日)とも連動して展開されている。
オープニングイベントには、県や各市から観光大使やPRキャラクターが参加。JR西日本が発行するICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」のキャラクター「カモノハシのイコちゃん」も応援に駆け付けた。
PRステージでは、観光大使らがおすすめの観光スポットやイベントなどを紹介した。
また、4月1日から6日まで、同広場では、写真とコトバの展覧会「瀬戸内、島想い。」を開催。主催は瀬戸内しまのわ2014実行委員会。写真家の脇山功氏(愛媛県弓削島出身)とコピーライターの村上美香氏(広島県因島出身)によるコラボレーション作品が展示された。瀬戸内しまのわ2014の期間中の10月26日まで、広島県内各地で巡回展が行われる。 |
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