JATA、国内宿泊旅行拡大でサイト開設 |
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日本旅行業協会(JATA)は1日、国内宿泊旅行拡大キャンペーン「ニッポンを、遊びつくせ!」のサイトを開設した=写真。石川県の協力を得て石川県で撮影したアーチスト「WORLD ORDER」の動画を公開している。
キャンペーンでは「国内宿泊旅行を楽しもう!」をテーマとして、若者層を中心に旅行への関心を高めるムーブメントづくりを目指す。
サイトでは全国各地でWORLD ORDERのモノマネをした動画や写真も募集。応募者には抽選で総額JATA旅行引換証100万円を賞品として贈る。
旅行のプロである旅行会社が紹介するご当地情報も月替わりで発信。4月=関東、5月=首都圏、6月=中四国・東北、7月=北海道、9月=関東、10月=沖縄、11月=関西、12月=沖縄、1月=東北、2月=北海道・関西、3月=中部・九州を予定している。
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GWの国内宿泊旅行者数、前年比減も高水準 |
JTBは3日、ゴールデンウイーク(GW、出発日基準4月25日〜5月5日)の宿泊旅行動向の見通しを発表した。日並びは後半に4連休があるのみで、前半に3連休、後半に4連休があった昨年と比べて良くない。消費増税による節約志向の影響もあり、国内旅行人数は2196万2千人と過去最高だった昨年より3.6%減少する見込み。しかし、過去3番目の高水準となる。
節約志向もあり国内旅行平均費用は3万4400円と4.2%の減少を予測する。JTB総合研究所が実施した3月の調査では「今欲しい物、したいと思うもの」の1位は「国内旅行」(72.9%)で、しかも昨年同時期と比較して5.2ポイント増えており、旅行への意欲は引き続き堅調だ。
宿泊予約のピークは5月3、4日という。
旅行先は、3月に開業した日本一の超高層ビル「あべのハルカス」や「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の人気で、大阪方面が増加する見込み。NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」による大阪の食のイメージも後押しするという。
瀬戸内や四国も注目を集める。瀬戸内では、瀬戸内海国立公園指定80周年を記念した各種のイベントや博覧会「瀬戸内しまのわ2014」などが開催。四国では四国八十八ヶ所霊場開創1200年の各種記念事業も実施されている。
九州では「ななつ星in九州」「おれんじ食堂」「特急A列車で行こう」などの観光列車、岩手県ではお座敷列車「さんりくはまかぜ」や復興支援列車「SL銀河」、新潟県では酒をコンセプトとした列車「越乃Shu*Kura」が運行される。こうした列車を目的とした鉄道での旅行の増加が見込まれる。
海外旅行者数は、遠距離旅行がしにくい日並びや円安の進行などから11.4%減の47万4千人となる見込み。平均費用は8・1%増の24万9500円と推計される。
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