檜創建、デッキチェア開発 |
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開発したデッキチェア「fiume」 |
木製浴槽専門メーカー、檜創建(岐阜県中津川市)は、ヒノキ造りのデッキチェア「fiume(フューメ)」を開発した。「アート感覚でおもてなし」をコンセプトとし、高級旅館・ホテル向けにぜいたくな浴室空間の創造を提案している。
fiumeは、アート性とゼロリクライニング(無重力感)を融合。体を包み込むしなやかで流れるようなデザインと無段階リクライニングが浮遊感を実現した。
同社では、fiumeで取り入れたデザイン的な取り組みが、宿泊客の旅館・ホテルの浴室での過ごし方を「ただ入浴する」ことから「ゆったりとした時間を楽しむ」ように変わっていくとみている。
同社はfiumeを4月にイタリアで開催された世界最大級の家具見本市「ミラノサローネ」に出品。各国の来場者から高い関心を集めた。
問い合わせ先は、檜創建TEL0573(75)5400。
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書評「青函連絡船物語」 |
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青函連絡船が80年に及ぶ歴史を閉じた1988年から四半世紀がたった。多くの船が海外に売却され、解体の憂き目に遭っている。最終便の「羊蹄丸」も、展示船としての役割を終えた後、四国に移り解体された。今では「八甲田丸」「摩周丸」の2隻が展示船として残るだけだ。
これまで、航路開設以来の歴史や船の建造については、多くの史料が残されている一方で、日々どのように運航されていたのかなど日常の様子については、正確な情報が残されていないのが現状である。
本書は、長年にわたり青函連絡船の研究を続け、「青函連絡船史料研究会」メンバーでもある大神氏が、当時の運航現場の様子を、貴重な史料や写真を交えながら紹介。運航に携わった人々のありのままの姿を書き記した記録だ。
新書判、800円(税別)。問い合わせは交通新聞社販売部TEL03(5216)3217。
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