来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の放送に向け、山口県萩市に来年1月に開館する「『文と萩物語』花燃ゆ大河ドラマ館」のホームページ(HP、
http://www.city.hagi.lg.jp/fumi-hagi/)がこのほど開設された。ドラマ館の概要や萩ゆかりの人物、ゆかりの地などを紹介している。内容は順次更新、最新情報が提供される。
ドラマのヒロインの杉文は、明治維新の先覚者だった吉田松陰の妹で、萩市ゆかりの人物。杉家の近くには、松陰の主宰する松下村塾があり、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文ら多くの若者が学んだ。後に文は、久坂玄瑞と結婚している。
ドラマのゆかりの地となる萩市では、大河ドラマ館を開館し、全国から観光客を誘致する。HPの開設などで情報発信を強化し、話題を喚起していく。
ドラマ館は、ドラマで実際に使用された小道具や衣装の展示、ロケメイキング映像の上映のほか、松下村塾のセットも展示されるなど、ドラマの世界観を体験できる施設となる。
開館期間は、来年1月11日〜2016年1月10日。期間中は無休。開館時間は午前9時〜午後5時(最終入場は午後4時30分)。ゆかりの地である旧明倫小学校体育館内に開館する予定。
前売り券は7月から販売する予定。料金は大人(高校生以上)が500円、団体(20人以上)が400円、 小人(小・中学生)が200円、団体(同)が160円。