13年の延べ宿泊者数は6.3%増 観光庁調べ |
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観光庁はこのほど、宿泊旅行統計調査の2013年年間値(1〜12月、確定値)を発表した。延べ宿泊者数は4億6720万8千人泊で前年比6.3%増だった。このうち外国人は3351万1千人泊で同27.4%増だった。
延べ宿泊者数では、35都道府県が前年実績を上回った。延べ宿泊者数の上位5位の状況は、東京都が7.4%増の5282万4千人泊、北海道が8.3%増の3097万人泊、大阪府は2.3%増の2388万1千人泊、静岡県が3.1%増の2092万3千人泊、沖縄県が33.4%増の2079万人泊。
伸び率が10%以上だったのは、沖縄県をはじめ、宮城、石川、三重、京都、奈良、鳥取、島根、岡山、徳島の10府県。東北地方では、宮城県が12.9%増の1133万5千人泊だったが、福島県は1.5%増の1074万8千人泊と前年並み、岩手県は14.2%減の559万1千人泊とマイナスだった。
外国人の延べ宿泊者数は、沖縄県が90.4%増の148万8千人泊、北海道が52.6%増の307万人泊、大阪府が41.0%増の431万5千人泊となるなど、41都道府県が前年実績を上回った。全国の延べ宿泊者数に占める外国人の割合は7.2%で、前年に比べて1.2ポイント増加した。
客室稼働率は平均55.3%
13年の宿泊施設の全国平均の客室稼働率は、前年同期比0.5ポイント増の55.3%だった。
宿泊施設の従業者数別では、10〜29人の施設が63.3%、30〜99人の施設が66.1%、100人以上の施設が71.7%。
宿泊施設のタイプ別では、旅館が33.7%、リゾートホテルが52.3%、ビジネスホテルが69.5%、シティホテルが75.7%、会社.団体の宿泊所が30.6%。ビジネスホテルは調査開始(2007年)以来の最高値だった。
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