山形・湯坊いちらく、館内にブルワリーを設置 |
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新商品の「フランボワーズ」を披露した発表会会場 |
山形県天童温泉の桜桃の花、湯坊いちらく(佐藤哲也社長)は1999年に旅館の一画に「天童ブルワリー(ビール醸造所)」を設立。「湯あがりに一杯を」コンセプトに、クラフトビールの醸造に取り組んできたが、このほど新商品のフルーツビール「フランボワーズ」を開発、発表会を開いた。
佐藤社長は「ビール造りは旅館と同じく気配りと心配りが大切で一時も気が抜けない。地ビールとして定着することで、天童温泉の発展に寄与できればうれしい」とあいさつした。
新商品のフランボワーズは麦芽100%のボディーにレッドラズベリーを副原料を使用し醸造。甘酸っぱい木いちごが香味するフルーティーなビールに仕上げた。これにより、ビール商品はさくらんぼビール・聖桜坊(セントチェリー)、そばDRY(ミスターA)と合わせ3種類となる。
現在、国内の温泉旅館でビール醸造所を所有するのは他に2カ所のみで、本格的なフルーツビールは初めてとなる。
問い合わせは、TEL023(654)3311。
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旅館協会の春季営業概況、宿泊単価は1%増に |
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日本旅館協会はこのほど、春季(今年3〜5月)の旅館営業概況調査の結果をまとめた=表。宿泊客1人当たりの1泊2食付き宿泊料(または室料)を示す旅館の宿泊単価は前年同期比1・0%増の1万2943円だった。
調査に対する回答軒数はホテルタイプを除く旅館346軒。
規模別の宿泊単価は、大規模(80室以上)は同0.8%増の1万2543円、中規模(30〜79室)は同1.3%増の1万3481円、小規模(29室以下)は同0.7%増の1万3899円だった。 |
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