Wi2など、訪日外客向けに無料ワイファイ開始 |
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ガッツポーズを披露する大塚社長(前列右から3人目)ら |
KDDIグループの通信会社、ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2、東京都中央区、大塚浩司社長)と京都市やドン・キホーテなど17の企業・団体が無料Wi—Fi(ワイファイ、無線LAN)サービスを使えるようにする共同プロジェクトを始めた。訪日外国人旅行者の通信環境の利便性向上を目指す。
12月11日、都内で記者会見した。「トラベル・ジャパン・ワイファイ」プロジェクトには神戸市やJCB、日本航空、ビッグカメラなどの団体、企業も名を連ねている。2015年6月までをトライアル期間とし、「7月から本格的な商用展開を目指す」(Wi2)という。
12月12日から専用アプリの配信を開始。外国人旅行者はアプリをスマートフォン(スマホ)などに取り入れることで、最大24万カ所で無料ワイファイを利用できる。「無料ワイファイが使いにくいという外国人の不満が解消できる」とWi2の大塚社長。
会見にはプロジェクトの参加企業も出席。日本航空は「機内ワイファイサービスを展開しているが、このプロジェクトに参画することで、機内に加えて、日本全国をカバーするワイファイサービスを自社の海外向けホームページを通じて提供することが可能になった」とする。 |
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