サントリー、プレモルが好調 |
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サントリービールとサントリースピリッツは7日、2015年の事業方針を発表した=写真。サントリービールは、今年のビール類総市場は、対前年98%程度と予想するなかで、ノンアルコールビールテイスト飲料などを含む販売数量を、同103%の7485万ケースと見込んでいる。「ザ・プレミアム・モルツ(プレモル)」の14年の販売量は、1771万ケースで、11年連続で過去最高販売数量を更新。15年は、1900万ケースの販売を目指す。
1月上旬出荷分からは、中身はそのままに一層の「高級感」と「品質感」を感じられるパッケージデザインにリニューアルするほか、昨年5月に期間限定発売したエールタイプの「香るプレミアム」は、中身・パッケージをリニューアルし、3月3日から通年商品として発売する。また、プレモルのブランド力強化とプレミアムビールの新たなおいしさや楽しみを提案する「スーパープレミアムクラス」の新商品「マスターズドリーム」を3月17日から発売する。
サントリースピリッツによると、14年の国産プレミアムウイスキーは、「響」「山崎」「白州」ブランドが好評に推移し、対前年126%と大幅に伸長した。
15年は、響を中心にプレミアムウイスキーの価格訴求強化、「角瓶」のマーケティング活動強化、「ジムビーム」「メーカーズマーク」などのバーボンウイスキーの需要創造に取り組み、継続的な成長を目指す。3月10日には、プレミアムブレンデッドウイスキー「響JAPANESE HARMONY」を発売することも発表した。
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