JR西日本、北陸新幹線の新CMに仲間由紀恵さん起用 |
|
フォトセッションに臨む(右から)谷村さん、仲間さん、JR西日本の真鍋社長 |
JR西日本は14日、東京・丸の内の東京ステーションホテルで、北陸新幹線(東京—金沢)の新CMとテーマ曲「北陸ロマン」の発表会を開いた。俳優の仲間由紀恵さんと歌手の谷村新司さんが登場し、北陸の旅の魅力を訴えた。CMは20日から北陸3県と首都圏、関西圏で放送されている。
CMは仲間さんが近江町市場(金沢市)や芦原温泉(福井県あわら市)などを訪ね、富山湾で水揚げされた魚介類を使った富山湾鮨をおいしそうに食べるという内容。
CMで流れる「北陸ロマン」は谷村さんが実際に3県を訪れてイメージを膨らませ、作詞・作曲した。仲間さんとデュエットしており、「今すぐにでも足を運びたくなるような情緒あふれる歌詞」とJR西日本。
仲間さんは「北陸は日本海がすぐ側で、自然や景色が美しく、おいしい海と山の幸もある。見所がいっぱい」と話し、谷村さんは「日本海の夕日の美しさは3県共通のもの。ぜひ見に来てほしい。大人になったら日本海の良さが沁みる」と笑顔で話した。
JR西日本の真鍋精志社長は「北陸の魅力を伝えるCMができた。北陸を見たい、訪れたいと思わせるきっかけになればいい」と期待した。
北陸新幹線は3月14日に金沢まで延伸開業する。これにより、東京—富山間は最速で2時間8分、同—金沢間は2時間28分で結ばれる。
|
|
三越伊勢丹HD、旅行事業子会社を設立 |
三越伊勢丹ホールディングスは20日、旅行事業を強化するため、高付加価値・高価格帯旅行に特化した旅行事業子会社「三越伊勢丹旅行」を設立した。7月1日事業開始予定で、今年度売り上げ目標は75億円。
主に三越(日本橋、仙台、札幌、名古屋栄)の顧客を対象に高価格帯旅行を取り扱ってきた三越伊勢丹旅行営業部を母体に設立。これまでは社員46人(昨年4月時点)だったが、新会社設立に伴い6月に清算予定の「JTB伊勢丹トラベル」の社員を加えて150人体制で運営する。
新たに伊勢丹や海外店舗を利用する顧客にも対応する。豪華列車のチャーターや保有する豪華バスを使い、三越美術営業部との連携による作家工房見学、遺跡・美術館貸切見学など、高付加価値の国内・海外・訪日旅行商品を展開する。
三越伊勢丹HDでは、傘下百貨店での物販と新会社が提供する旅行を関連付けて富裕層の消費を囲い込む相乗効果を期待している。
JTB伊勢丹トラベルはこれまで、伊勢丹(新宿、松戸、浦和、相模原、府中)に店舗を構え、主にJTBの商品を販売していた。今後は新会社が造成した商品を中心に取り扱う。 |
|