帝国データバンクによると、昨年(2014年)1年間のホテル.旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は79件で、前年比21.8%減少した。また負債総額は389億1千万円で、同41.4%減少した。倒産件数が100件を下回るのは2010年(96件)以来4年ぶり。件数、負債総額とも3年連続で前年を下回った。
倒産を月別に見ると、10件以上の2ケタを記録したのは5月と8月(ともに10件)の2回のみ。負債総額は100億円の大台に乗った月がなかった。
5件、負債24億円 12月単月の倒産
12月単月のホテル.旅館経営業者の倒産は5件、負債総額は24億3600万円だった。
件数は前月比、前年同月比とも44.4%減。負債総額は前月比14.9%減、前年同月比67.4%減少した。