食とホスピタリティの専門展示会「HCJ2015」が17〜20日、東京ビッグサイト(東京・有明)で開かれる。日本能率協会(東京都港区)と宿泊・飲食関連8団体が主催する宿泊・レジャー、外食・中食、給食の各産業を対象にした国内最大級の展示会で、「国際ホテル・レストラン・ショー」「フード・ケータリングショー」「厨房設備機器展」で構成している。今回は訪日外国人急増にあわせて初めて「外客対応・対策EXPO」を開催する。
HCJ2015は、747社(1831小間、1月23日現在)が出展予定。各ゾーンで最新の製品・サービスを展示する。
最大のゾーンは、約160社が出展する「厨房設備・機器ゾーン」。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、飲食業界の新機器導入意欲は旺盛だ。このため、各機器メーカーも飲食店の要望に応えるべく、最新の設備・機器を用意、第一線で活躍するシェフが実演し、製品の良さをアピールする。
初開催の外客対応・対策EXPOには、26社が出展予定。多言語翻訳や外国人旅行者向け情報提供、通信システム、人材派遣・研修、両替・免税販売の分野に、NTTドコモや昭文社、アサヒ飲料といった大手から新興企業までが、外国人旅行者のストレスを軽減し、情報収集やコミュニケーションができる製品・サービスを展示する。
主催者は、4日間で5万5千人の来場者を見込んでいる。現在、公式ホームページ(
http://www.jma.or.jp/hcj)で、入場登録料3千円が無料になる来場事前登録、招待状請求を受け付けている。問い合わせ先は、HCJ三展合同事務局TEL03(3434)1377。