高速バスマーケティング研、マネジメントフォーラムを開催 |
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フォーラムの様子 |
バス会社対象のマーケティング事業を行う高速バスマーケティング研究所(横浜市港北区)が主催するバス業界向けセミナー「高速バス・マネジメント・フォーラム」が12日、東京都内で開かれ、全国のバス会社などから150人が出席した。
講演ではまず、元楽天トラベル執行役員で、OTA(ネット旅行会社)の百戦練磨(仙台市青葉区)社長、上山康博氏が登壇。インターネット利用は観光業界では避けて通れないと強調するとともに、バス業界は運輸・宿泊施設の中で、ネット販売で最も遅れを取っていると指摘。ネット活用の推進に加え、人口減の中、外国人の利用を増やす必要を訴えた。
SNSを使った旅行サービスを提供するトリッピーズ(東京都渋谷区)執行役員の吉田祐輔氏は、主に一人で旅行する若者を対象に、SNSの意見を吸い上げて旅行を計画し、催行まで行う同社の事業を紹介。
全国各地でアウトレットモールを展開する三菱地所・サイモン(同千代田区)の小竹賢氏は、直行高速バスによる送客の現状を示し、外国人が増えている現状から、バス会社のホームページや予約システムの多言語化を要請した。
上山、吉田、小竹各氏はそれぞれ出席者に対し、自社とバス会社との協働の実現を強く訴えた。
その後、群馬県北部を営業エリアとする東武グループの関越交通(同県渋川市)の佐藤俊也社長が、グループの鉄道や旅行会社との連携による誘客策を紹介した。
同フォーラムでは、運転手不足解消や人材育成についての提案・解説も行われ、出席者が熱心に聞き入っていた。 |
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特定サービス産業の14年売上高、遊園地は6.4%増 |
経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の2014年分速報を公表した。対個人サービス業の趣味.娯楽関連7業種の売上高は、3業種が前年比増加、4業種が同減少した。遊園地・テーマパークは同6.4%増の6072億4800万円と、3年連続で増加した。
遊園地・テーマパークの内訳は、入場料金.施設利用料金収入が同9.5%増加。入場者数は、一般が2.5%、団体が21.9%それぞれ増加し、合計で4.0%増加した。
映画館は同6.0%増の1990億5600万円と、2年ぶりに増加。劇場.興行場、興行団は同3.3%増の2577億5100万円と、3年連続で増加した。
減少はゴルフ場、ゴルフ練習場、ボウリング場、パチンコホールの各業種。
このうちゴルフ場は同0.8%減の933億5800万円と3年ぶり、ゴルフ練習場は同2.2%減の308億200万円と、5年連続で減少した。
ボウリング場は同5.5%減の261億5300万円、パチンコホールは同4.6%減の4兆4558億100万円と、それぞれ14年連続、2年連続で減少した。
遊園地の売上高 6カ月連続増加 12月単月
趣味.娯楽関連7業種の昨年12月単月の売上高(速報)は、3業種が前年同月比増加、4業種が同減少した。このうち遊園地・テーマパークは同2.8%増の616億3900万円と、6カ月連続で増加した。
内訳は、入場料金・施設利用料金収入が同7.6%増加。入場者数は、一般が3.2%減少、団体が98.8%増加し、合計で2.6%増加した。
映画館は同12.9%増、劇場.興行場、興行団は同4.4%増とそれぞれ3カ月ぶり、4カ月連続で増加。ゴルフ場は同7.0%減、ゴルフ練習場は同8.0%減と、それぞれ5カ月ぶり、2カ月ぶりに減少した。
ボウリング場は同3.1%減、パチンコホールは同11.9%減と、ともに9カ月連続で減少した。 |
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