静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合（加藤昌利理事長）は2月23日の「富士山の日」をアピールするキャンペーン（名称＝2015富士山の日お宿キャンペーン）を行っている。2月20日から3月2日までのキャンペーン期間中、組合員施設（756軒）に宿泊した人の中から抽選で10人に1万円相当の宿泊割引券を贈る。

　宿泊客に応募はがきを配布し、はがきに記載されたクイズ（富士山の日はいつ？）に答えてもらう。回答者に抽選で4月下旬から7月末日まで利用可能な宿泊割引券を贈る。応募締め切りは3月31日。

　また宿泊客には組合オリジナルのクリアファイルもプレゼントする。

　「富士山の日」は「国民の財産」である富士山への理解と関心を深めてもらおうと静岡県が2009年に制定。県旅組もこの趣旨に賛同して富士山の日を活用した観光客誘致策を展開している。

　「箱根ホテル小涌園」（神奈川県箱根町）はこのほど、施設の庭側にあるガーデンビュースイートルーム＝写真＝6室をリニューアルオープンした。

　広さ56平方メートルを確保した。客室からは、箱根の山々と1万6千平方メートルの庭園を見渡すことができる。リビングエリアは、「琉球ダタミ」を用い、シンプルながらゆったりとかけられるローチェアがある和室と、セミダブルサイズの「ローベッド」2台を完備した洋室から成る。

　洗面室には、使い勝手の良い水回りを考慮し、ダブルベーシン（洗面器）を採用した。

　「窓の大きさを最大限に取った、広々としたリビングルームで非日常感覚を提供する」と同館を運営する藤田観光。