観光庁や日本観光振興協会、日本空港ビルデングなど観光・航空関係者でつくる「空港を活用した国内観光振興プロモーション実行委員会」は、2015年度の特定日について、羽田空港の国内線旅客ターミナル内のスペースを地方自治体や観光団体が実施する観光プロモーション用に貸し出す。9日、使用を希望する団体の募集を開始した。
羽田空港内のスペースを貸し出す事業は、国内航空需要の拡大、国内宿泊旅行の活性化を目的に、2008年度から実施されている。日本空港ビルデングの協力で、スペースの使用料や広告の掲出などは無料となっている。設営費や広告製作費は実施団体の負担になる。
国内観光振興、東北観光振興などを目的としたPRブースの出展のほか、デジタルサイネージへの広告掲載、羽田空港のフリーペーパーの特集記事を活用したプロモーションなどの展開が可能だ。
スペースを提供する日程は、(1)7月3〜5日(2)10月2〜4日(3)16年1月15〜17日(4)16年3月4〜6日。4期間について羽田空港国内線の第1旅客ターミナル、第2旅客ターミナルそれぞれのスペースの使用希望者を募集する。
募集期間は今月27日まで。
応募方法の詳細は、日本観光振興協会のホームページに掲載(
http://www.nihon-kankou.or.jp/home/HanedaPr/haneda2015.html)している。