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地域観光 ■第2793号《2015年4月11日(土)発行》    
 

鳥取のプレミアム宿泊券、わずか4分で完売
県のマスコットキャラ、トリピーとともにプレミアム宿泊券の完売御礼を報告する文化観光スポーツ局の職員

 地方創生に向けた国の交付金を活用し、鳥取県は1日、1万円分の宿泊券が5千円で買える「プレミアム宿泊券とっとりで待っとるけん」を1万4千枚発売したが、わずか4分で完売した。地元選出の石破茂・地方創生担当相よる体験購入も予定していたが、完売で中止に。予想以上の反響に県も戸惑い気味で、「買えなかった方には申し訳ない」としている。追加販売の予定はない。

 プレミアム宿泊券は、国が創設した「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用したもので、1日午前9時から大手コンビニエンスストア5社(約4万9千店舗)で販売した。「4分後に予定していた1万4千枚に達した」(森谷邦彦・文化観光スポーツ局長)という。

 同様の宿泊券は他の自治体でも販売しているが、コンビニでの販売は県が初めて。コンビニの専用端末を操作して購入するが、1回の上限は12枚で回数制限はなかった。

 1日はプレミアム宿泊券に関する記者会見と、石破担当相に都内のコンビニで体験購入してもらいPRするデモンストレーションを予定していたが、完売したため、急きょ職員による「完売御礼」の記者会見に切り替えられた。

 プレミアム宿泊券の利用期間は4月13日(チェックイン分)から11月1日(チェックアウト分)まで。県内の旅館・ホテルなど163軒での宿泊や土産物の購入などに使える。

 県内には旅館業法に基づく宿泊施設が約530軒あるが、宿泊券利用者に対するアンケート調査に協力してもらうなどを条件に参画を呼び掛けたところ、163軒が対象施設となった。プレミアム宿泊券は1泊当たり2枚まで利用できる。

 また、1日から1万円で1万2千円分の買い物ができる「プレミアム商品券より鳥み取!とっとりけん」のウェブ予約受け付けも始めた。専用はがきによる予約申し込みは15日から。発行枚数は計20万冊で、1人5冊まで購入できる。利用期間は4月29日から9月30日まで。

 さらに、都内にあるアンテナショップ、とっとり・おかやま新橋館で利用できる「ふるさと名物振興券」(仮称)の販売も計画している。



ふくしまDC開幕、誘客拡大で復興を推進
ふくしまDCのオープニングセレモニー(福島駅で)

 福島県や県内の自治体、JRグループなどが連携して実施する大型観光キャンペーン「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」が1日、開幕した。福島県が誇る約3千の観光素材の中から、DCならではの36の「特別企画」を展開するほか、「花」「食」「温泉」などをテーマに多彩な魅力をアピールする。誘客を拡大し、東日本大震災からの復興を推し進める。期間は6月30日まで。

 福島県全域でのDCは2001年以来、14年ぶり4回目となる。

 開幕セレモニーは1日、福島駅で行われた。福島県観光復興委員会の会長を務める西堀雅雄・福島県知事が開幕を宣言。オープニングアトラクションとして「福が満開ふくしま隊」が演舞を披露した。

 セレモニーには内堀知事、深澤祐二JR東日本副社長、国土交通省東北運輸局の永松健次局長、日本観光振興協会(日観振)の見並陽一理事長をはじめ、福島県内の市町村長、観光事業者ら約400人が出席した。

 内堀知事は「ふくしまDCは、東日本大震災や原子力災害で傷ついた福島の観光が再生するための新しい歴史のスタートだ。観光を通じて、福島の本物の復興を成し遂げよう」と呼びかけた。

 JR東日本の深澤副社長は「4月25日にはフルーティアふくしま(イベント列車)の運行が始まる。各交通機関を利用し、県民挙げてのおもてなしを実感してもらいたい」とあいさつ。

 東北運輸局の永松局長は「観光振興は地方創生の重要な国の施策。観光の復興が東北の復興につながる。このDCが一過性のイベントで終わるのではなく、さらに福島県の観光が飛躍することを期待したい」。

 日観振の見並理事長は「福島の復興なくして、東北の復興はない。また、日本の観光立国の道も開かれない。福島DCの成功は新しい観光の道を切り開くフロンティアになると確信している」と述べた。

 震災前の2010年の福島県の観光客数は約5700万人だったのに対し、13年は約4800万人と震災前の水準には戻っていない。県内の観光関係者は、DCを風評被害の払拭、観光再生の好機と位置づけ、活発な誘客運動を展開している。

DC向け企画開発 情報の発信も強化
 ふくしまDCの主な特別企画は、いわき市の白水阿弥陀堂のライトアップ、相馬野馬追で知られる南相馬市のサムライコスチューム体験、伊達市の梁川八幡神社の約600年ぶりとなる御尊像御開扉、会津若松市の鶴ケ城天守閣再建50周年記念イベントなど。

 DCのテーマとした「花」では、桜、ツツジ、ヒメサユリなどの代表的なスポットの情報を発信。「食」では郷土料理や地酒のほか、ご当地バーガーやご当地麺などをアピール。「温泉」では、いわき湯本、土湯、飯坂、高湯など県内各地の温泉をPRしている。

 イベント列車「フルーティアふくしま」は、郡山—会津若松の区間を4月25日〜6月28日の土曜、休日に運転する。「走るカフェ」として福島の果物を使ったスイーツを車内で楽しむことができる。

 周遊に応じて旅行者にプレゼントなどを贈る大型周遊企画では、食や温泉をテーマに県内を巡る「福が満開、福の島。プレゼント&クーポンキャンペーン」、花の名所を巡る「キビタンフラワースタンプラリー」、宝探しイベント「コードF5」が展開されている。



萩市の大河ドラマ館、来場者が5万人を突破
来館者数5万人達成のセレモニー

 山口県萩市の「文と萩物語『花燃ゆ』大河ドラマ館」の来館者数が3月18日に5万人を突破した。5万人目の来館者は、姫路市の山下修平さんで、山口市在住の祖父母らと訪れていた。野村興児萩市長から記念品として特産品が贈られた。

 同館は萩市の旧明倫小学校体育館を活用して1月11日に開館した。

 大河ドラマの衣装やセットの展示、ロケメイキング映像の上映など、大河ドラマの世界を体感できる。開館期間は来年1月10日まで。

 大河ドラマ効果で萩の主要観光地も観光客が急増。松下村塾のある松陰神社は昨年に比べて29.5%増、萩城跡は約20%増、萩城下町は約35%増と好調に推移。大河ドラマ館も3月の来館者だけで3万人を超えた。「早ければゴールデンウイーク前の4月末までに10万人の来館者を見込む」(萩市観光課)。

 また、萩市では、萩城下町や松下村塾など市内5カ所が候補となっている「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」の5月の世界遺産勧告、7月の登録決定が待たれている。




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