ショウエイ、集中監視制御システムの導入呼びかけ |
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SBEMオートメーションシステムのイメージ図 |
ろ過装置の専門メーカー、ショウエイ(川崎市)は、宿泊・温浴施設やスポーツジムなどに対し、各種機器・設備の集中監視制御システム「SBEMオートメーションシステム」の導入を呼びかけている。
SBEMは「Shoei Bathing Eco Mechanism(ショウエイ ベイジング エコ メカニズム)」の略。快適で安全、省エネ効果もある同社の製品群を指す名称。
SBEMオートメーションシステムは、システム導入施設のろ過装置、太陽光発電やLED照明、浴槽・プールなどの機器・設備を遠隔監視し、異常を素早く発見して適切な対応につなげる仕組み。
機器・設備に異常が生じた場合、施設内に設置しているモバイル型警報発信装置から警報Eメールを同社と導入施設が指定するアドレスに送信。同社メンテナンスチームが緊急遠隔接続を行って現状を確認し、施設に電話で報告する。緊急性が高い場合、同社が遠隔操作を行って緊急停止などの措置を取るとともに、同社エンジニアが現場に急行して緊急対応に当たる。
これらの対応によって、施設の機器・設備の安全や正常な運用が守られる。
監視対象は水温・湯温、水位、透明度、ろ過装置圧力などの異常、塩素残量不足、漏水、人感センサー電池切れなど。警備会社の装置との連動もできる。
システム導入により、危険を回避できるだけではなく、電気代や水道光熱費の監視が容易になって省エネにつながることや、施設の設備担当者の負担軽減が図れるなど、メリットは大きい。通信コストも月々9740円(税別)と手軽な料金設定になっている。
この件についての問い合わせ先は、ショウエイTEL044(589)1601。
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書評「いざ城へ」 |
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全国190万人以上の会員がいるJRの旅行会員組織「ジパング倶楽部」のトラベルMOOKシリーズ第6弾。
城、縄張り、石垣、城主を軸に、文化財的要素だけではなく、城下町を歩く旅の要素も盛り込んでいる。また、修理が終わって今春公開が始まった姫路城(兵庫県)の魅力をいち早く解説している。
分かりやすい「城郭用語」集、さらに著者の小和田氏と城好きのプロレスラー、藤波辰爾氏、タレント、豊岡真澄さんによる鼎談も掲載している。全ページ写真、地図ともカラーのため、美しく分かりやすいつくりになっている。
小和田氏は静岡大名誉教授。戦国時代研究の第一人者で、NHK大河ドラマの時代考証を数多く手掛けたほか、戦国時代をテーマとしたテレビ番組への出演や講演、著書も多数。
A4変型判、128ページ。1200円(税別)。問い合わせ先は、交通新聞社販売部TEL03(6831)6622。
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