富士ゼロックス、音声ガイド付きスマホを貸し出し |
富士ゼロックスは11日から、東京都の臨海副都心(台場地区)を訪れた宿泊・観光客を対象に、多言語対応の観光音声ガイド付きスマートフォン(スマホ)の有料での貸し出しを始める。
システムは、都が臨海副都心のMICE・国際観光拠点化促進のために創設した補助制度を同社が活用して開発した。外国語は英語と中国語、韓国語に対応している。
サービス内容は主に、観光音声ガイドと乗換案内・地図プリント。
観光音声ガイドサービスは、利用者がGPS(衛星利用測位システム)と連携した専用スマホを持って歩いていくと、利用者の位置情報に合わせ、あらかじめ設定されたポイントの観光案内が自動で再生される。さらに画面にもガイド内容が表示される。
乗換案内・地図プリントサービスは、多言語で乗換案内を検索でき、東京ベイ有明ワシントンホテルとホテルサンルート有明に設置されている同社製プリンターで、検索結果や地図を印刷する。
このほか、周辺地域の施設やイベントの情報提供も行う。
貸出場所は、フジテレビ本社屋インフォメーション、東京ベイ有明ワシントンホテル、ホテルサンルート有明、ホテルトラスティ東京ベイサイドの4カ所。
料金は、フジテレビでの貸し出しが1台1日(最大6時間)500円(税込み)、その他3カ所での貸し出しは、インターネットへの接続が可能なスマホのため1泊千円(税別)とやや高めの価格設定になっている。 |
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