大学生の観光活性化プラン競うコンテスト開催 |
JTBコーポレートセールスと三菱総合研究所が事務局となり、「大学生観光まちづくりコンテスト2015」が開催される。全国の大学生がテーマとなる指定地域の観光活性化プランを立案し、優秀な企画にはJTBグループや自治体などが商品化やプロジェクト化を具体的に検討する。今年で5回目。
今回は、対象地域を大分、山梨、大阪の4ステージから選べ、いずれの地域にもエントリーできるようにした。全国の大学生がこの4地域からのテーマ設定に基づく「観光まちづくりプラン」のプランニングで地域の課題解決を目指す。
テーマは、新設する大分ステージ(大分県全域対象)が、若者を惹き付ける大分の魅力を生かした観光まちづくりプランと、○○の国の人を惹き付ける大分の魅力を生かした観光まちづくりプラン。
山梨ステージ(笛吹市と富士川水系流域が対象)が、ミズベリングと連動した富士川水系流域の観光まちづくりプラン。
青森ステージ(青森県全域対象)が、「青森の芸術・文化」「青森の食」「青森での体験」のいずれかを軸とした観光まちづくりプラン。
大阪ステージ(大阪府内対象。尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市との連携含む)が、「大阪の食」「スポーツ」「エンターテイメント」のいずれかを軸とした訪日外国人向け観光まちづくりプラン。
募集期間は1日〜6月25日。本選は9月で、大分ステージが10日・ホルトホール大分、山梨ステージが12日・いちのみや桃の里ふれあい文化館、青森ステージが14日・ねぶたの家ワ・ラッセ、大阪ステージが18日・大阪府咲洲庁舎2階咲洲ホールで行われる。
20年の東京オリンピック・パラリンピックを契機として、国内の大学に在学する外国人留学生を対象に、開催都市(東京)・開催国(日本)と海外との交流ネットワークを強化する観光まちづくりプランを考える留学生ステージも設けた。 |
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ANA、ヒルトンと機内サービスなどで提携 |
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左側の2番目からヒルトンアジア太平洋地区担当のマーク・リバーシッジ、すみれさん、渡辺上席執行役員 |
全日空(ANA)とヒルトン・ワールドワイド(ヒルトン)は8日、東京・新宿のヒルトン東京で、空港ラウンジや機内サービスについて2017年まで提携することを発表した。第1弾として6月1日から8月31日まで成田、羽田のANAラウンジと、東京—ホノルル線の機内で特別メニューの提供などを行う。
同日行われた記者発表会でANAの渡辺俊隆上席執行役員CS&プロダクト・サービス室長があいさつを行い、7月には成田—ホノルル戦の増便を行うことを報告。また、ビジネスクラスだけでなく、エコノミークラスでもヒルトン・ハワイアン・ビレッジ監修の機内食を提供すると発表した。
会見には、ハワイ育ちのモデルのすみれさんが登場。エコノミークラスで提供される食事を試食し、ハワイ語でおいしいを意味する「オノ」とコメント。満足した笑顔を見せた。
同提携はでは期間内に3つのプロジェクトが予定されており、対象路線は今後発表される。 |
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JR西日本、北陸新幹線利用の切符を発売 |
JR西日本は、3月に開業した北陸新幹線を利用し、金沢駅—富山駅間を快適でスピーディーに旅行できる切符の「金沢自由席往復きっぷ」「富山自由席往復きっぷ」をこのほど発売した。
北陸新幹線「つるぎ」「はくたか」の普通車自由席を利用できる。北陸新幹線「かがやき」や、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道などほかの路線は利用できない。
料金は、新幹線開業以前の発売で好評だった「金沢富山往復きっぷ」(在来線特急列車自由席利用)と同じ3600円。北陸新幹線の普通車自由席を往復利用した場合と比較すると2020円の割安になる。
発売期間は5月10日から9月30日まで(利用日の前日まで販売)。設定期間は5月11日から10月1日まで(利用制限期間なし)。有効期間は1日。大人1人から購入できる。
北陸エリアのJR西日本の主な駅のみどりの窓口、金沢駅、富山駅のみどりの発売機で購入できる。
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主要旅行業13社3月実績 |
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鉄道旅客協会が4月28日に発表した主要旅行業13社の3月の旅行取扱額は、前年同月比5.6%減の2816億236万円だった。内訳は国内旅行が0.6%減の1826億775万円、海外旅行が16.9%減の870億1998万円、外国人旅行が28.7%増の103億8303万円だった。
取扱額が前年同月を上回ったのは京王観光、農協観光、日通旅行、ジェイアール東海ツアーズの4社。国内旅行はジェイティービー、京王観光、農協観光、西鉄旅行、日通旅行、ジェイアール東海ツアーズの6社、海外旅行は1社、外国人旅行は8社だった。
4月からの累計は、総取扱額が前年同期比0.8%減の3兆3154億7804万円。前年同期を上回ったのは、ジェイティービー、日本旅行、トップツアー、西鉄旅行、日通旅行、ジェイアール東海ツアーズの6社だった。分野別では、国内旅行が0.7%増の2兆1028億7016万円、海外旅行が5.3%減の1兆987億2446万円、外国人旅行が31.8%増の961億9766万円。
国内旅行で前年同期を上回ったのは、ジェイティービー、日本旅行、トップツアー、ジェイアール東海ツアーズの4社。 |
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