JTB地球いきいきプロジェクト、KAIKA大賞を受賞 |
JTBグループは、日本能率協会が主催する、社会価値を生み出す持続的な経営、組織、人づくりの取り組みを称える表彰制度「KAIKA Awards2015」で「KAIKA大賞」を受賞した。受賞テーマは「『JTB地球いきいきプロジェクト』を通じた人づくりと社会価値の創造」。同表彰で大賞が選出されるのは初めてのこと。
KAIKA Awardsは、社会課題の解決につながる、組織としての力強い取り組みや画期的な取り組みについて表彰を通じて紹介し、活力ある経営・組織づくりが増えることを目指している。「KAIKA」は「開花」「開化」を語源とする。
「JTB地球いきいきプロジェクト」は、地域の環境保全活動に歴史や文化、観光素材に触れる機会を盛り込んだ社会活動。豊かな自然が育む生物の多様性や、地域に根付く歴史・伝統文化はツーリズム産業を支える大切な資源と考え、全国各地で自治体やNPO法人などと連携し、地域の生物多様性の仕組みを理解したり、環境保全への取り組みや地域資源の理解促進、地産地消や各種の体験活動などを行う。顧客や地域住民、関係団体、JTBグループの社員が一緒に活動を行うことが大きな特徴。
審査では、組織の社会性と同時に、そこに関わる社員一人一人の成長や、各支店などの組織の活性化ともなり、個の成長、組織の活性化、組織の社会性を同時に実現しつつあり、組織活動として優れていると、高く評価された。 |
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JR3社、1月から北陸キャンペーンを開催 |
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パンフレットの表紙 |
JR東日本、JR東海、JR西日本は、北陸三県誘客促進連携協議会と連携し「ジャパニーズ ビューティー ホクリク」キャンペーンを開催する。期間は来年1月1日から3月31日まで。北陸デスティネーションキャンペーンに続けて、JR3社による大型キャンペーンを展開する。
メーンテーマは「Japanese Beauty Hokuriku〜日本の美は、北陸にあり。〜『美食』『美湯』『美技』『美観』『美心』の5つの美」。
今冬のキャンペーンでは北陸の旅の新しい魅力となった観光列車に注力。氷見線、城端線を走る観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」からは、雨晴海岸越しの立山連峰、山々の雪景色などの風光明媚な風景が鑑賞できることをアピール。七尾線を走る観光列車「花嫁のれん1号」には、恋路海岸、白米千枚田を巡る能登の定期観光バス「のと恋路号」が接続する。
北陸新幹線開業に合わせて各温泉街でのまちあるきに使えるクーポンの内容を拡大した。
北陸観光の冬の定番グルメは、「美食」をテーマに、北陸のカニ、寒ブリ、能登かき、若狭ふぐなどの食の楽しみ方をガイドブック「北陸冬物語」で提案する。
キャンペーン専用旅行商品の購入者の中から抽選で約100人に寒ブリや越前ガニなど北陸の「美食」が当たるプレゼント特典も用意した。 |
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主要旅行業12社10月実績 |
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鉄道旅客教会が11月30日に発表した主要旅行業12社の10月の旅行取扱額は、前年同月比4.5%増の3395億5648万円だった。
内訳は国内旅行が8.6%増の2261億5654万円、海外旅行が7.0%減の975億9120万円、外国人旅行が35.3%増の142億8507万円だった。
取扱額が前年同月を上回ったのは8社。国内旅行は11社、海外旅行は4社、外国人旅行は10社となった。
4月からの累計を見ると、総取扱額は前年同期比1.0%増の2兆862億5827万円に。前年同期を超えたのはジェイティービー、日本旅行、東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光、ジェイアール東海ツアーズの7社。
分野別では国内旅行が6.7%増の1兆3798億945万円、海外旅行が12.7%減の6132億5160万円、外国人旅行が40.1%増の820億7061万円となった。
国内旅行で前年同期を超えたのは、ジェイティービー、日本旅行、KNT—CTホールディングス、東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光、西鉄旅行、ジェイアール東海ツアーズの9社、外国人旅行は11社だった。海外旅行は全社が下回っている。 |
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