日本旅館国際女将会が定例会、一笑美茶樓シェフが講演 |
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講演する脇屋氏 |
日本旅館国際女将会(長坂正惠会長=下呂観光ホテルしょうげつ、37会員)は3月22日、3月度定例会を東京都港区赤坂の中国料理レストラン「Wakiya一笑美茶樓(いちえみちゃろう)」で開いた。
同店オーナーシェフの脇屋友詞氏が「料理人の半生」と題して講演。「見習いとして鍋洗い、ホールなどを経験することで、人の気持ちを理解できるようになる。技術はその後で覚えられる」と話し、下積み修行の大切さを強調した。さらに「見習い期間があってこそ、上に立った時に、人を使える、人を動かせる人間になることができる」と続けた。
料理人に必要な8カ条も披露。(1)プロデュース(企画・発想)(2)ディレクション(演出)(3)センス(感性)(4)セクシー(おしゃれ)(5)グルマン(美食)(6)エコノミー(経済観念)(7)ヘルスケア(健康管理)(8)テクニック(間合い)—を挙げた。
脇屋シェフは15歳で料理の道に入り、27歳で都内ホテルの料理長に就任。パンパシフィックホテル横浜(現横浜ベイホテル東急)の中国総料理長時代の98年には皇太子ご夫妻のご夕食調理総責任者を務めた。現在は東京・横浜の4店舗のオーナーシェフで、日本中国料理協会副会長。
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2月の旅館・ホテル倒産は8件、負債33億円 |
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帝国データバンクによると、今年2月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は8件、負債総額は33億4千万円だった。件数は前月比、前年同月比とも1件減少(11.1%減)。負債総額は前月比34億5200万円、前年同月比66億円それぞれ減少(50.8%減、66.4%減)した。
件数は3カ月連続の1ケタ台。2015年度(2015年4月〜2016年3月)では、9月とともに5番目に多い数字だった。
4月からの年度累計は、件数が前年同期比11件増(15.3%増)の83件。負債総額が同47億5500万円減(10.9%減)の388億2700万円。 |
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