日本旅行の社長に6月30日付でJR西日本取締役兼常務執行役員の堀坂明弘氏（ほりさか・あきひろ、60）が就任する。2008年7月から約8年社長を務めた丸尾和明氏は代表権を持つ会長に就任する。

　堀坂氏は1955年8月21日生。79年慶応義塾大学経済学部卒業後、国鉄入社。1987年からJR西日本で秘書室長、執行役員総務部長、取締役兼常務執行役員福知山線列車事故対策審議室長などを歴任。2014年6月から現職の取締役兼常務執行役員、鉄道本部副本部長、鉄道本部営業本部長。2013年6月から日本旅行の非常勤取締役を務めている。

　近畿日本ツーリスト個人旅行（近ツー個人）とクラブツーリズム（クラツー）は初の合同キャンペーン「夏旅大感謝祭」キャンペーンをスタートした。10月15日までに近ツー個人かクラツーの旅行商品を購入した人の中から抽選で550人に総額500万円の旅行券を贈呈する。

　同キャンペーンは夏の旅行需要の喚起と、両社が目指す3世代旅行の促進を図るため初めて企画された。

　対象となるのは7月1日〜9月30日出発のメイト、ホリデイ、クラツーの3千円以上の旅行商品。1人につき対象商品の参加1回を1口として応募できる。応募者の中から抽選で500人に、KNT—CTホールディングスグループの店舗で旅行商品や宿泊券などに引き換えられる「ツーリスト旅行券」5千円分を贈呈する。

　また、祖父母またはいずれかが孫と同一グループで参加した人を対象に「ダブルチャンス賞」として抽選で50人に5万円分のツーリスト旅行券を進呈する。父、母の旅行への参加は要件に含めない。

　応募は近ツー個人とクラツーの店舗、はがき、キャンペーン用ウェブサイトで受け付ける。