「日本の宿 おもてなし検定」上級に5人合格 |
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5月12日に東京で行われた面接試験の様子 |
日本の文化である「おもてなし」の心と技術を育む「日本の宿 おもてなし検定」で第1回の上級試験が実施され、5人が合格した。同検定は日本旅館協会、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、日本観光振興協会、JTB協定旅館ホテル連盟などで組織される「おもてなし検定委員会」(後援=観光庁、厚生労働省)が運営しており、6日の同委員会で上級資格者を決定した。
合格者は、塩田紀久代さん(山形・つかさや旅館)、喜多愛さん(由布院・亀の井別荘)、中田明美さん(宇奈月温泉・延楽)、佐野好美さん(伊豆・ホテル銀水荘)、横尾小百合さん(伊香保・ホテル木暮)。上級試験に受験資格がある中級実技研修・実技試験合格者90人のうち、27人が今回申し込み、作文と面接の審査により5人が合格した。
上級資格は、「お客さまの期待を超える『和のおもてなし』を提供することで高い満足度と評価をいただけると同時に、時としてお客さまに感動を与えることにより旅館・ホテル自体の価値向上につなげられるレベル」と定義されている。試験では「和の文化の立ち居振る舞い」といった実務能力や「お客さまの表情や言動から、その真意を読み取れる」といったニーズ把握能力など九つの能力・資質を判定した。
おもてなし検定は2008年からスタートし、09年から宿泊業界団体全体の資格・検定制度としての取り組みが進められている。
今年度は第8回初級試験と第7回中級試験が9月13日から30日までの期間にインターネット上で行われる。8月12日まで申し込みを受け付け中。初級試験と中級試験の合格者には合格証と合格バッジが贈られる。
試験に関する問い合わせは同検定委員会事務局(JTB総合研究所内)TEL03(6722)0750まで。
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日旅連が九州で初の商談会開催 |
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旅連側、会社側それぞれ約100人が参加した、初の九州での商談会 |
日本旅行協定旅館ホテル連盟(日旅連、小林喜平太会長=長崎県・稲佐山観光ホテル)は6日、福岡市のホテルニューオータニ博多で日本旅行社員との商談会「日旅連ワークショップ2016中国・九州エリア商談会」を開いた。旅連側から全国の会員、会社側から九州と中国地方のセールス担当者ら、それぞれ約100人が参加。主に団体の集客に向けて、旅連側から会社側に情報提供、企画提案した。商談会は東日本(東京)と西日本(大阪)で毎年開催しているが、九州では初となった。
会員に好評のワークショップを、今年度から規模を拡大して行うことにし、まず九州で初開催した。
旅連側は北海道から沖縄まで、全国12支部連合会の会員。会社側は、日本旅行の九州営業本部と西日本営業本部中国営業部に所属する社員が参加した。
一般団体、教育旅行、MICE団体、インバウンドと、四つの顧客ターゲットを設定。それぞれのターゲットに向けた企画提案を、会員から社員に向けて行った。
商談はより実効性のある取り組みにと、会員と社員一対一の面談方式で行った。
同様の商談会は東京で7月19日に開催。大阪でも同26日に予定している。 |
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