JOPA、クルーズ旅振興へキャンペーンを開始 |
日本外航客船協会(JOPA)の客船事業振興委員会(委員長・嶋田和芳商船三井客船取締役)はこのほど、「JOPAクルーズキャンペーン」を開始した。簡単なクイズに答えるとクルーズ旅行をプレゼントする。
2016年度の客船事業振興活動の一環で、日本の客船ならではのきめ細かなサービスを体験してもらい、クルーズの良さを知ってもらうのが狙い。
クイズは「心の休暇、私の○旅」の○に入る漢字1字を当ててもらう。ただ、(1)日本在住で、応募クルーズ出航時に20歳以上であること(2)いままで日本のクルーズ船に乗ったことがない人(3)クルーズ終了後アンケートに回答することができ、今回の感想文やクルーズ中の写真を提出できる人—などの条件を満たす必要がある。
正解者のなかから抽選でそれぞれ1組2人、計6組12人をクルーズに招待する。締め切りは9月23日。詳細はJOPA、TEL03(5275)3710。
招待するクルーズは飛鳥Ⅱの広島・横浜クルーズ(11月10〜12日)、にっぽん丸の春の八丈島クルーズ(17年3月12〜14日)など6クルーズ。 |
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ツーリズムEXPOジャパン、プロセミナーの登録受け付けを開始 |
日本観光振興協会と日本旅行業協会(JATA)が主催する「ツーリズムEXPOジャパン2016」で9月23日、東京ビッグサイトの東展示棟を会場に「ツーリズム・プロフェッショナル・セミナー」が実施される。このほど、その登録受け付けが始まった。
ツーリズム・プロフェッショナル・セミナーは、観光産業に携わる人々を対象に「一流のプロフェッショナルの登竜門となるべく企画されたセミナー」(EXPO推進室)。明日からの業務に役立つ情報だけでなく、旅行業界のさまざま視点から必見のコンテンツを集めており、幅広い分野の人々が参加できる。事前登録制で入場は無料。
例えば、午前10時30分〜12時のJapanステージ、「インバウンドシンポジウム 地域活性化とショッピングツーリズム〜地方創生に取り組む〜」では、メディア、小売り、地方のベンチャーなどインバウンドのキーマンが地方活性化についてトークセッション形式で熱く語る。
このほか、午後1時30分〜2時30分のAステージで「観光地域づくりシンポジウム〜DMOと観光地マーケティング〜(仮)」、午前10時30分〜12時30分のセミナールーム1では「九州観光復興に向けて〜九州観光の現状と今後の取り組みについて〜」など、数多くのコンテンツが用意されている。 |
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JTB中部、静岡県、静銀と観光振興で連携 |
JTB中部は7月22日、静岡県(川勝平太知事)、静岡銀行(静岡市葵区、中西勝則頭取)と静岡県の観光振興に関する連携協定を締結した。
連携事項は(1)周遊型・着地型旅行商品の開発(2)訪日インバウンド受け入れ態勢の支援(3)観光情報の発信(4)その他、本協定の目的を達成するために必要と認められる事項—。静岡県内の地域資源を活用した観光まちづくりを促進し、訪日インバウンドを中心とする誘客と観光消費額の拡大による地域経済の活性化を目的に、広域観光ルートの開発や旅行商品造成に取り組む。
協定期間は2021年3月31日まで。 |
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主要旅行業50社4月実績 |
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観光庁が7月27日に発表した4月の主要旅行業50社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比1.6%増の4012億625万円だった。
内訳は国内旅行が2.4%増の2417億1405万円、海外旅行が2.1%減の1374億1084万円、外国人旅行が20.5%増の220億8135万円だった。
国内旅行は熊本地震の影響で九州方面は大幅に落ち込んだが、東北地方をはじめとしたその他の方面が比較的好調だった。外国人旅行は東アジア、ビザ要件の緩和があったベトナム、フィリピン、インドネシアなど東南アジアが好調。
取扱額の合計が前年同月を超えたのは49社中24社。国内旅行は48社中24社、海外旅行は48社中17社、外国人旅行は34社中18社だった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比1.7%減の1115億1359万円。内訳は、国内旅行が0.1%減の715億1900万円、海外旅行が4.8%減の391億2451万円、外国人旅行が8.4%増の8億7009万円。募集型企画旅行の取扱人数は同4.8%減の280万6408人。内訳は国内旅行が5.3%減254万8396人、海外旅行が2.6%減の20万3371人、外国人旅行が10.8%増の5万4641人。
4月からグループ会社は総計の数値のみを公表する。
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