9月の月例経済報告、景気判断を6カ月連続で据え置き |
政府はこのほど、今年9月の月例経済報告を決定した。景気の基調判断は「このところ弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」と、6カ月連続で判断を据え置いた。
ただ、個人消費の判断は1年4カ月ぶりに上方修正した。
個人消費を「総じてみれば底堅い動き」と、前月の「消費者マインドに足踏みがみられるなか、おおむね横ばい」から上方修正した。家計調査で実質消費支出が前月比2.5%増、商業動態統計で小売業販売額が同1.5%になるなどのデータがある。
ただ、旅行と家電販売が弱い動き、外食がおおむね横ばいとした。
項目別ではこのほか、設備投資を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」と、前月の「持ち直しの動きがみられる」から下方修正した。 |
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