日本インバウンド連合会の設立準備委発足、広く会員を募集 |
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設立準備委員会のメンバー(5日、東京都内で開かれた記者発表で) |
民間主導によるインバウンド振興の全国的な組織を目指す「日本インバウンド連合会」の設立準備委員会が1日に発足した。委員長には、大手小売業ドン・キホーテグループのジャパンインバウンドソリューションズ社長、中村好明氏が就任。2017年4月の発足に向けて、インバウンドに取り組む企業、団体を対象に会員を募集する。
設立準備委員会の会員企業・団体は、産業経済新聞社、ジャパンインバウンドソリューションズ、ゼロイン、内外情勢調査会、BEYOND、ワイヤ・アンド・ワイヤレス(KDDIグループ)。
同連合会の理念には、「民主導による官民一体となった観光立国を実現するためのインバウンドの全国的な連携組織として、中央と全国の都道府県、市町村におけるインバウンド振興を有機的につなげることにコミットすることにより、観光立国と地方創生の実現に寄与し、持続可能なニッポンの実現を目指す」を掲げている。
実施する事業では、(1)人材育成事業(インバウンド・プレイヤーの育成に向けた研修会など)(2)ソリューション事業(インバウンド誘致・受け入れに役立つソリューションの提案、マーケティングデータの提供など)(3)ウェブマーケティング・プロモーション事業―などを想定し、設立までに事業内容を具体化していく方針だ。
17年4月の設立時には一般社団法人の登記を行う。全国47都道府県にも活動拠点を設置する考え。会員数は正会員500団体、賛助会員2千団体を目標に掲げている。
問い合わせは、設立準備委員会事務局(ジャパンインバウンドソリューションズ内)TEL03(5858)2881まで。 |
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中部運輸局など、スタンプラリー「昇龍伝説紀行」開始 |
国土交通省中部運輸局などは1日、訪日外国人旅行者を対象にしたスタンプラリー「昇龍伝説紀行」を開始した。広域観光周遊ルート「昇龍道」を形成する中部・北陸9県に東京都、神奈川県を加えた計11都県の観光スポット47カ所にスタンプを設置し、周遊観光を促進する。集めたスタンプ数に応じて特産品などが入った「福袋」を贈る。期間は2017年3月20日まで。
主催は中部運輸局のほか、中部広域観光推進協議会、中部国際空港利用促進協議会。外国人旅行者を対象にしたスタンプラリーは、15年度に東海3県を対象エリアとして開催したが、16年度は規模を拡大して広域的に展開する。
昇龍道には竜にまつわる伝説が残る地域が多いことに加え、中華圏を中心に竜が良いイメージを持つことから「昇龍伝説紀行」と名付けた。メインターゲットを中国、台湾、香港、ベトナムからの旅行者と位置づけている。
スタンプラリー台帳は、中国語繁体字・簡体字併記と、英語・ベトナム語併記の2種類を作成。竜の伝説がある開運スポット、観光施設などの情報も併せて掲載した。スタンプの設置個所などで配布している。
集めたスタンプは3個で「銅龍賞」、6個で「銀龍賞」、9個で「金龍賞」として福袋と引き換えることができる。引換所は中部国際空港、富士山静岡空港、小松空港、富山空港、名古屋駅、金沢駅、富山駅の7カ所。 |
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