「キャッチコピーは『Find your Oasis』。利根川源流のみなかみは『ウォーターシャングリラ(水源郷)MINAKAMI』をうたい、温泉やハイキングなど『リフレッシュ』できる憩いの場を提供している。情報発信は、SNSや動画を使用。冬のスキーや雪遊び、ローカルガストロノミーを交えた内容で、1分にまとめた動画を日本版、外国版と用意している。誘客の主なターゲットは関東近郊20〜30代のミレニアム世代の女性。将来、子どもが生まれた時、初めて温泉やスキーに連れていきたいと思う人たちだ。SNSなどの情報に敏感で共感タイプのこの世代に情報を提供し、訪れてもらう。インバウンドは、台湾、タイ、インドネシア、シンガポール、オーストラリアの五つがターゲット。みなかみは、台湾・台南市と友好都市協定を結んでいる。町からも1人出向し、情報や文化交流のパイプ役を担っている。また、旅行会社200社を束ねる台南市旅行商業同業公会とも契約、アンテナショップや着物の着付けをPRするなど営業を掛けている」
「2020年4〜6月に群馬でデスティネーションキャンペーン(DC)が決まった。昨年6月に認定された世界基準のユネスコエコパークとして、自然と人との共生の魅力をどれだけ磨いて具体的に提案できるか。みなかみの春は弱い。雪解けの水や新緑、ホタルなど『春を伝える田舎で見る新緑』をアピールしたい。また、凸版印刷とヘルスツーリズムに取り組んでいる。『Go wild in MINAKAMI』を掲げ、食やアウトドアを通じて内なる野生を呼び起こし、心身ともにリフレッシュできるoasisを目指す」