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　■いらっしゃいませ！　　第2542号≪2009年12月12日（土）発行≫掲載

第562回「よその旅館ホテル」

湯の蔵つるや（岡山県・湯原温泉）
小河原礼子さん

──泉質の良さが評判ですね。
　「湯原温泉を代表する露天風呂『砂湯』は、男女混浴で、3つのお湯があります。湯原ダムの堤防を見上げ、四季折々の風景が楽しめると評判です。泉質は単純アルカリ泉。アルカリ度が高いので、つるつるの美しい肌になります。美人の湯といわれる由縁です。当館では、源泉入りの化粧水も販売しております」

──旅館のお風呂も充実していますね。
　「大浴場(露天風呂付)2カ所と家族風呂1カ所、貸切露天風呂3カ所です。大浴場『紅梅の湯』は、当旅館のイメージカラーであるピンク色のタイルが敷き詰められています。併設の露天風呂は天然石を使用しています。ゆったりと天然温泉の湯浴みが楽しめます」

──露天風呂付き客室もありますね。
　「露天風呂付き客室は6室あります。こぢんまりとした和風宿ですので、できるだけお客さまの要望にこたえようと努めています。檜風呂付き特別室は当館で最も広く、6畳と10畳の二間続きです。8名様まで宿泊いただけます」

──自慢の料理は。
　「瀬戸内海と日本海の間に位置しますので、海の幸が豊富です。地元産の野菜もふんだんに使いボリュームのある会席が堪能できます。女性を意識したコラーゲンたっぷりのフカヒレを取り入れたメニューが人気です。他にもスッポン料理、カニ会席など色々なプランをそろえています」

──客層は。
　「中高年のお客さまが多かったのですが、ネット販売のおかげで若い人も増えてきました」

──料金は。
　「1泊2食で1万2600円から2万1千円(平日2名1室)です」

【24室、定員100人】

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