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　■いらっしゃいませ！　　第2569号≪2010年7月10日（土）発行≫掲載
第587回「よその旅館ホテル」

味覚の宿　双葉荘（滋賀県・びわ湖畔）
片岡　良介さん

──歴史や歴女ブーム、「ひこにゃん」など近年特に注目を集めているエリアですね。
　「当館のある彦根市周辺は、安土桃山時代の古戦場や城跡などがたくさんあります。昨年の『天地人』や、来年は『江〜姫たちの戦国〜』と、大河ドラマの舞台としても登場します。戦国をテーマにしたゲーム人気もあり、特に石田三成が脚光を浴びています。国宝彦根城で毎年9月に開催の『玄宮園で虫の音を聞く会』は、『日本の音風景100選』にも選ばれました」

──施設の特長は。
　「『賓至如帰』（賓至りて帰るが如し）をモットーに、お客さまにおうちで寛いでいるように過ごしていただければと思っています。客室から琵琶湖の風情をお楽しみいただけます。ロビーにはディスクオルゴールがあり、リクエストなどもお聞きしています」

──料理は。
　「地のもの、季のものにこだわった食材を日ごとに仕入れ、会席コースに仕立てています。やはり近江牛を食べていただきたいと思い、『うっしし♪近江牛会席プラン』をご用意しています。冬季には天然真鴨を1匹使ったフルコースや天然真鴨鍋が好評です。鴨は寒くなればなるほど油がのり、うま味が増すので濃い味わいが楽しめます」

──交通は。
　「米原駅と彦根駅の中間に位置しており、また、名神高速彦根ICからも15分と地の利に恵まれております。送迎車にはロンドンタクシーを1台導入しています。燃料には廃てんぷら油から再製されたバイオディーゼル燃料を使用しています」

──料金は。
　「1泊2食で1万4700円（4人1室平日）から3万1500円（特別室2人1室利用）です」

【16室、定員80人】


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