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いらっしゃいませ！　　第2648号≪2012年3月17日（土）発行≫掲載

第664回「よその旅館ホテル」

旅館金時（熊本県・阿蘇内牧温泉）
湛ヨツ子さん

──「料理ときめ細かなサービス」が特長とありますが。
　「料理が自慢です。新鮮な刺身や郷土料理をお出しします。タイなど、天草の海の魚を水槽に泳がせており、刺身などにして出します」

　「今はシニアプランに力を入れています。九州の老人会の皆さんに案内しています。建物はバリアフリーではないのですが、料理はグラタンや白和え、タイのあら炊きなど、軟らかいものを中心にお出しします」

──お客さんはシルバー層が多いのですか。
　「老人会が60％ぐらい。あとは一般のお客さまやスポーツ合宿の方が多いです。合宿は大学や実業団の駅伝の選手が来ています」

──サービスで心がけていることは。
　「お年寄りの方が多いこともあり、家庭的な優しさ、親切な対応を心がけています」

──風呂は温泉ですか。
　「はい。24時間入れます。神経痛などに効きます。杖をついていた人が、入ったあと杖を忘れてしまうほど足が軽くなります。肌にもいいですよ。岩風呂で、ぬるいお湯とちょうどいい温度のお湯と少々熱めと、3つの浴槽があります」

──予約は。
　「老人会はDMなどを見て、合宿は口コミでの予約が多いです。ホームページ予約も受けていますが、まだあまり多くないですね」

──将来は。
　「うちはもう1軒、南阿蘇華もみじという旅館を経営しています。不景気でどうしたらいいか悩むこともありますが、娘が2人おりますので何とか、とは思っています」

──1泊2食の料金は。
　「税込みで1万650円からです」

【34室、約120人収容】

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